新緑の森で次々新顔の花が迎えてくれます(21/04/30)
落葉で観察コースに日差しが差し込んでいた時期を終え、 新緑の木々からの木漏れ日が優しく差し込む季節です。
林立するビルの谷間の硬さとこの空気まで緑に見える 森に居る幸せを感じながら、保全作業にいそしんでいます。
・やっと咲いたトリガタハンショウヅル(左)
・木漏れ日に映えるツクバネソウ(中)
・例年より早く伸びるササユリの開花株(右)
(Fujimoto)
(2021/04/28)
(Tomioka)
季節が少しずつ進み、新しい花々が咲き始めます(21/04/27)
カスミザクラやミツガシワが終わりを迎えようとしています。 今、森ではマルバアオダモがあちこちで咲いています。
森の入口ではヒメコウゾの花が開き始め、湿原ではトネリコ の花が開く直前です。
・ヒメコウゾ(左)
・トネリコ(中)
・未だ未だ楽しめるユキバタツバキ(右)
(Fujimoto)
ホオノキの開葉で春の訪れも本格化(21/04/26)
この森には、ホオノキがあちこちに分布しています。今冬芽から、新芽が 開葉しています。日本で一番大きな葉っぱと言われるこの樹も、新芽の 開葉は、新生児が産湯に入っているような感じを思い浮かべさせます。
・ホオノキの開葉(左)
・開花近づくレンゲツツジ(中)
・開花ピークの南部湿原のミツガシワ(右)
(Fujimoto)
ユキグニミツバツツジが開花のピーク、ウワミズザクラが咲き始める(21/04/25)
里では、ウワミズザクラは散り始め、実ができはじめる季節ですが、 山門水源の森ではようやくウワミズザクラが咲き始めました。
湿原はミツガシワが満開で、周囲のコナラが輝いています。
・咲き始めたウワミズザクラ(左)
・ピークのユキグニミツバツツジ(中)
・隣り合って2色のユキバタツバキ開花(右)
(Fujimoto)
湿原脇からカスミザクラ越しにブナの新緑を望む(21/04/24)
カスミザクラが満開を迎え、その枝越しに背景の新緑を眺める のもなかなかの景観です。
コース沿いにはチゴユリやトキワイカリソウ、ニシキゴロモも 咲きそろってきました。
・カスミザクラ越しに守護岩を望む(左)
・チゴユリとトキワイカリソウ(中)
・沢沿いの黒みがかったユキバタツバキ(右)
(Fujimoto)
ブナの新緑から深緑への変わり目にコナラの新緑が加わる森(21/04/22)
ブナは、個体差が大きく早くに開葉したものは、緑が深まってきましたが 未だ開葉していないものもあります。ブナを追っかけるように湿原の周りの コナラが芽吹き、緑の多様性が楽しめるシーズン到来です。
・ブナとコナラの新緑の違いが見事(左)
・ザイフリボク開花(中)
・ニシキゴロモ(右)(Murata)
(Fujimoto)
ミツガシワも観る角度で、語りかけてくれる言葉が違います(21/04/21)
この湿原では約4万年前の地層からミツガシワの種子が見つかっています。 正に生きている化石です。そんな時間の長さを感じながら、全景よし・ アップよし、お好みの角度でお楽しみ下さい。
来週半ばくらいまでが見頃です。
(Fujimoto)
花期を終えたトクワカソウ、次は種子の成長をと花柄が伸びる(21/04/20)
近年に無いトクワカソウ一面の開花が終わり、次の世代への準備が始まっています。 花を落とした花柄が林立しています。これも花のような美しさには乏しいですが、 次世代への準備と思うと壮観です。
シカの食害で壊滅状態になった、オオイワカガミも久々に花を付けるようになってきました。
・トクワカソウ(左)
・オオイワカガミ(中)
・虫を喰うコガラ(右)
(Fujimoto)
湿原のミツガシワの開花株が、日に日に増えています(21/04/19)
南部湿原のミツガシワが次々咲いていますが、未だ全体の1割程度 が開花という状態で、見頃は今週末から来週初めになりそうです。
ユキグニミツバツツジが咲き出し、マルバアオダモなども咲き出しました。 しかし、なんと言っても見物はブナの新緑です。
・南部湿原のミツガシワ(左)
・ユキグニミツバツツジ(中)
・ツクバネソウ(右)
(Fujimoto)
一段と新緑が映え、心のときめき止まず(2021/04/15)
ここ数日連続で森に足を運んでいますが、日に日に緑色の 多様性が増し、この自然に包まれることの幸せを感じ続けています。
今日もユキバタツバキをと三々五々来訪者がありました。
・湖北工業 株式会社の新任研修で林床整備(左)(Murata)
・南部湿原のミツガシワ(中)
・ユキバタツバキのトンネル(右)
(Fujimoto)
湿原の周りのコナラも新芽が膨らんできました(21/04/14)
周囲の山地のブナやミズナラの新緑が際立っていますが、 湿原の周りのコナラも来週には銀色に輝くはずです。
湿原ではミツガシワです。このコントラストをお楽しみ下さい。 森の中では、ユキバタツバキがお待ちしています。
・中央湿原のミツガシワ(左)
・新芽が出だしたヤマドリゼンマイ(中)
・昨年産まれたタゴガエル(右)
(Fujimoto)
(2021/04/13)
(Tomioka)
湿原のミツガシワ、日に日に開花株が増えています(2021/04/12)
南部湿原の東側から咲き始めたミツガシワですが、中央湿原でも 咲き始めています。こちらは葉も伸びミツガシワの群落らしく見えます。
南部湿原も来週後半には、この中央湿原の状態になりそうです。
・中央湿原のミツガシワ(左)
・南部湿原のミツガシワのアップ(中)
・今日のユキバタツバキの一景(右)
(Fujimoto)
最盛期のユキバタツバキ3景(2021/04/11)
4月初めからユキバタツバキの例年に無い花付きが楽しめている 森です。今日も「ツバキ!」と来訪者が続きました。
ユキバタツバキのいろいろな楽しみ方があります。 そんな一例を撮ってみました。
(Fujimoto)
保全作業は、重労働から開始(2021/04/10)
北部湿原の防獣ネット設置は、資材運搬の重労働から開始。 これも参加会員が多かったので、予想以上の早さで・・・
・先ずは資材を湿原へ運搬(左)
・分業システムで着々ネット・波板設置(中)
・一方で定期水質調査も(右)
(Fujimoto)
(2021/04/09)
(Tomioka)
トキワイカリソウが観察コース沿いのあちこちに(2021/04/08)
キタヤマオウレンは実をつけ、ショウジョウバカマも開花のピークを 過ぎようとしています。それに次ぐように、トキワイカリソウやウスギヨウラク が咲き出しました。湿原では、シュレーゲルアオガエルの合唱が始まっています。
・ウスギヨウラク(左)
・トキワイカリソウ(中)
・アオキ(右)
(Fujimoto)
ブナの新緑に包まれる湿原は、ミツガシワの開花が進んでいます(2021/04/07)
ブナの新緑の山地から目を湿原に移すと、早いミツガシワが数株開花しています。 その向こうには、ミツガシワの花芽が林立しています。来週の半ば頃には、これらの 株も咲きそろうはずです。
・総見山斜面のブナの新緑アップ(左)
・湿原に林立するミツガシワの花芽(中)
・枝もたわわに咲き誇るユキバタツバキ(右)
(Fujimoto)
山桜が咲きユキバタツバキが日に日に花数を増やす(2021/04/06)
里のサクラガ終わり、森の山桜が満開を迎えています。 観察コースぞいのあちこちにユキバタツバキが、例年にない花を 付けています。そんな森に早くもハウチワカエデの花も咲いてきました。
・凄まじいほどの花を付けるユキバタツバキ(左)
・ヤマザクラが満開(中)
・こちらも開花が早いハウチワカエデ(右)
(Fujimoto)
(2021/04/05)
(Tomioka)
(2021/04/04)
(Tomioka)
「20年で森はどう変わったのか」研修会(2021/04/03)
2001年に本会を組織して20周年になります。多くの会員の 汗がにじむ保全活動で、この20年間に何が、どのように変わったのかを 全ルートを歩いて、会員研修を行いました。全ての保全活動が、生物多様性 維持にプラスに働いたとは言い切れませんが、何とか目的に近い活動が 出来ているのではないかと、自画自賛した1日でした。
・食害防止作業の成果を見る会員(左)
・一斉に歓声が上がったトクワカソウ保護区(中)
・明日にも開花しそうなミツガシワ(右)
(Fujimoto)
ギフチョウが居ない森にスミレが次々開花(2021/04/01)
2010年までは、この時期を待ちかねていました。 ギフチョウが森のあちこちで乱舞していたのです。が2010年を 最後にこの森でギフチョウを見ることはありません。
シカの食害でアツミカンアオイが減少したのが要因です。 昨年あたりからアツミカンアオイも増え始めたのですが、ひとたび 絶えたギフチョウが戻ってくる可能性は低いと言わざるを得ません。
・一足早く咲いたタチツボスミレ(左)
・つづいて咲き始めたシハイスミレ(中)
・中央湿原のミツガシワ(右)
(Fujimoto)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)