ミヤマウメモドキは、暦に合わせて鮮やかに色付く(23/09/29)
暦は進めど気温は夏のままだか、植物は暦に合わせて秋を演出 しています。
・一段と赤くなったミヤマウメモドキ(左)
・クリも落下し、動物がいち早く食し、見落としが1個(中)
・スズメバチの巣(これから11月中旬まで注意が必要)(右)
(Fujimoto)
アケボノソウの蜜腺で蜜を吸うハエ(23/09/27)
花弁に一対の蜜腺があり、その蜜を求めてハエやアリ等 昆虫が訪れます。
・アケボノソウ(左)
・ハート紋のエサキモンキツノカメムシ(中)
・ニホンヒキガエル(右)
(Fujimoto)
今日(9/26)は彼岸明け(2023/09/26)
秋は少しずつ深まり、気温も湿度は下がって快適になるころですが、今日は終日蒸し暑く、秋晴れとは程遠い気候でした。仏さまもうんざり?そんな森のコース沿いで見られるスナップです。
【画像左】守護岩近くに鼎立する老ブナの周辺の様子です。紅葉にはまだまだですが、枝先に秋の風情が漂い始めています。
【画像中】ようやく色付き始めた大窓から見えるナナカマドの果実。真っ赤になるまでもう少し。
【画像右】沢道のヤマジノホトトギス、数は少ないです。背景は沢の水流の反射、花の下にはキタヤマオウレンの葉の元気な姿。
(森の案内人X)
アケボノソウが咲き始めました(23/09/25)
冷ややかな朝の付属湿地にアケボノソウが咲き始めました。 2010年以前には、湿原の周りのあちこちにアケボノソウの 小規模な群落が何カ所かありました。しかし、シカの食害で それらは全て亡くなってしまいました。食害が進む前に種子を採取し、 育苗後付属湿地に植栽したものが、何とか咲き続けています。
・ジョロウグモの網(左)
・アケボノソウ(中)
・オヤマボクチ(右)
(Fujimoto)
(2023/09/24)
(Tomioka)
オクモミジバハグマが咲き出した(2023/09/23)
一足早くカシワバハグマはもりのあちこちで咲き始めていたが、 今日はオクモミジバハグマが咲き出しました。これは分布域が狭く、 シカの食害に遭いやすいこともあり、綺麗な開花に出くわすのが 難しいです。
・大杉の根元にシロニセトマヤタケ(左)
・オクモミジバハグマ(中)
・バッタを捕らえたナガコガネグモ(右)
(Fujimoto)
(2023/09/23)
(Tomioka)
ササユリの葉を食いつくし蛹化したルリタテハの幼虫(23/09/20)
9/17にササユリの葉を食っていたルリタテハの幼虫が、今日は全ての 葉を食いつくし蛹になっていました。
・蛹になったルリタテハ(左)
・ヒイロガサ(中)
・湾曲したヤマナラシの葉に雨水(右)
(Fujimoto)
(2023/09/19)
(Tomioka)
猛暑続きですが森は爽やかです。が危険もついて回ります(23/09/17)
今日も下界は35℃を超える暑さが続いていまが、森の中は涼風も感じられ 爽やかです。しかし、森の中には危険も待ち構えています。
マムシ、ツキノワグマ、スズメバチはその一端です。動物以外にも危険 なものがあります。
今、森の入口近くの沢を渡った所にカエンタケが発生しています。これは 猛毒のキノコです。手で触れたりしないで下さい。こんな危険もあるという 意味で観察してもらうことにしました。
・カエンタケ(左)
・かわいいカナヘビ(かみつくようなことはありません)(中)
・ササユリの葉を食うルリタテハの幼虫(右)
(Fujimoto)
猛暑の中秋の気配(2023/09/16)
9月も中盤になりましたが、まだまだ暑い日が続いています。少しずつですが秋の気配も感じられるようになってきました。
・コース脇で見つけたシロオニタケモドキ(左)
・木々の隙間、わずかに色づいてきたナナマカマド(中)
・日当たりの良い斜面、真っ赤に熟すツチアケビ(右)
(Nishikawa)
保全作業(2023/09/16)
午前中、9月2日の保全活動で残ってい た楽舎施設の塗装の続きを行い、別の班は、北部 湿原沈砂池周辺のメリケンカルカヤ (外来生物法による要注意外来生 物)の除去を行いました。これらと並行してブナの森コース点検、保全も行いました。
・森の楽舎の塗装(左)
・東屋の塗装(中)
・外来種メリケンカルカヤ除去作業(右)
(Tomioka)
猛暑・少雨の影響かキノコの発生が少ない森(23/09/13)
滋賀県南部では、かなりの頻度で降雨があり、県北に位置する奥びわ湖・山門水源の森 でも、キノコが大量発生しているのでは無いかと出向きましたが、湖北の雨は少なく地面は カラカラの状態で限られたキノコしか観られませんでした。
が、四季の森の比較的湿潤な場所には、チリメンチチタケが発生していました。
・チリメンチチタケ(左)
・大量のアカガシの枝をチョッキリが(中)
・夏の終わりで次のお役にと蟻(ミヤマクワガタ)(右)
(Fujimoto)
季節は白露:くさのつゆしろし(2023/09/12)
しかし朝の冷え込みはまだ、日中は真夏日。季節感が遅れている感じがしますが、それでも森の季節は進んでいます。
【画像左】リンドウとセンブリのツーショット。尾根道のステップ脇で。花はまだですが、開花は例年に比べてどうなる?
【画像中】クロコノマチョウ秋型。四季の森
【画像右】シュレーゲルアオガエル。北部湿原作業道入口ゲートのポールに留まる。こちらを警戒して今にも飛び跳ねそうな真剣な緊張感が伝わってくる。
(森の案内人X)
ニホンジカは、夜な夜な湿原の柔らかな草本のベッドでお休み(23/09/10)
日々森の中を歩いていても、ニホンジカに出くわすことはそう頻繁ではありません。 しかし、人気が無くなった湿原では、夜な夜な草地をベットよろしく寝ています。 今日も昨夜の寝床が見られました。
・湿原のニホンジカの寝床(左)
・ミヤコアザミで訪虫を待ち受けるオオカマキリ(中)
・アブラゼミの遺骸(いよいよ夏も終わりか)(右)
(Fujimoto)
猛暑の中でも来春の準備が進める森の動植物(23/09/09)
実りの秋と言いつつも、植物は既に来春の準備を着々と進めています。 モリアオガエルの幼体も次々と上陸を果たし、森に帰って行きます。
・実と来春の花芽を付けたキブシ(左)
・ハナガサイグチ(中)
・次々上陸するモリアオガエルの幼体(右)
(Fujimoto)
(2023/09/08)
付属湿地やその周りの花等
・サワギキョウ(左)
・ヒツジグサ(中)
・ヤマボウシの実(右)
(Murata)
(23/09/07)
(Tomioka)
(23/09/05)
(Tomioka)
湿原から望む総見山の斜面のブナは、早くも色変わり(23/09/03)
湿原から西側を望むと総見山の斜面のブナが、一気に色変わりをし始めました。
降雨が極端に少ないが林床では、イグチ科のキノコが出始めました。 一雨来ると大発生が期待できるのですが・・・
・総見山の斜面のブナは褐色化しはじめる(左)
・ウツロイイグチ(イグチ科)(中)
・ヤマボウシの実(右)
(Fujimoto)
9月の第1土曜日・会員保全活動は楽舎周辺の整備(2023/09/02)
連日の猛暑はややおさまり、会員保全活動を行いました。 今日は、毎年夏期に実施している楽舎周辺部(観察橋・楽舎の廊下など)と 5年に1回のペースで実施している楽舎の屋根の塗装、県道からの進入路の 補修、観察コース階段補修用材の防腐剤塗装、付属湿地の除草を行いました。
一方で湿原の定例水質調査も実施しました。
作業終了後、長野県産の西瓜を食べつつ懇談を行いました。
・屋根、楽舎周辺の塗装(左)
・塗装が完了した観察橋と付属湿地の除草(中)
・作業終了後は、沢で冷やした西瓜で疲れをとる(右)
(Fujimoto)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)