テレワークが出来ない保全作業が続きます(20/04/29)
20年かけて保全作業を続けて、やっと今日の森の自然が 保全出来るようになりました。春先の新芽の時期は、年中で 最も作業量が多いときです。Social distanceを心がけながらの 保全作業を行いました。
・ブナ植栽地に防獣ネット設置作業(左)
・ササユリに防獣金網設置作業(中)
・展望場更新準備作業(右)
(Fujimoto)
ブナの新緑日に日に拡大・鮮やか(20/04/28)
湿原から見上げるブナの森の新緑が個体差があるため、日に日に拡大しています。 湿原の周りのコナラは未だ新芽を開いていません。湿原のミツガシワも徐々にでは ありますが、開花株が増えてきました。
ササユリの獣害防止のネット設置に続いて、単独で生えている場所の防獣金網 設置を始めました。
・観察コース最高点の下部「ブナの森」の新緑拡大(左)
・中央湿原のミツガシワ(中)
・ササユリの防獣金網設置(右)
(Fujimoto)
里のコバノミツバツツジは終盤・森のユキグニミツバツツジはこれから(20/04/27)
湖西の161号線(湖西バイパス)沿いのコバノミツバツツジは終盤で、少し色あせて きましたが、山門水源の森のユキグニミツバツツジはこれから開花です。
湿原のミツガシワもこれから開花が続きます。
・展望場から湿原を望む(左)
・ユキグニミツバツツジ開花間近(中)
・湿原のミツガシワ(右)
(Fujimoto)
カスミザクラが咲き出した湿原脇(20/04/25)
昨日は比良山系には時ならぬ降雪がありました。森も朝方は相当冷え込みましたが、 日が高くなるにつれて紫外線が強い1日となりました。
・イヌブナの新緑とホオノキの幹(左)
・咲き出したカスミザクラ(中)
・湿原のミツガシワ(右)
(Fujimoto)
(2020/04/23)
(Tomioka)
ミツガシワ順次開花が進行しています(20/04/22)
ここに来て低温の日が続き、ミツガシワの開花スピードが 落ちているようです。付属湿地では半分くらいの株が開花して いますが、上の湿原は未だ大半が蕾の状態です。
日当たりの良い斜面では、ササユリの花芽がグングン伸び てきました。
・付属湿地のミツガシワ(左)
・湿原のミツガシワ(中)
・グングン伸びる湿原脇のササユリの花芽(右)
(Fujimoto)
(2020/04/21)
(Tomioka)
(2020/04/20)
(Tomioka)
南部湿原のミツガシワ三景(20/04/19)
湿原のミツガシワの開花は、下の「やまかど・森の楽舎」付属湿地より 数日遅れて開花するのが通例。一部では、数輪の開花が見られるものの 湿原全域での開花は、この週末から来週にかけてとなりそうです。
今冬は積雪が極端に少なかったため、枯れ草が雪圧で伏せることが なく枯れ草の中で開花するという過去には観なかった光景が広がり そうです。
(写真のミツガシワはいずれも南部湿原で撮影)
(Fujimoto)
植物の生命力を感じつつ沢道を歩く(20/04/17)
日々やまかど・森の楽舎から沢に沿う沢道を湿原に向かうとき、 今日はどんな発見があるだろう、昨日咲き出した花はどうなっている だろう等々と考える一時です。
・花こう岩の節理に根を張ったオオバギボウシとノギラン(左)
・純白の花がかわいいナガバモミジイチゴ(中)
・最盛期に入ってきたユキバタツバキ(右)
(Fujimoto)
蔓植物の花芽から開花への変わり方を観るのも楽しいもの(20/04/16)
いち早くミツバアケビの花が咲き出しました。雌花と雄花の形が 大きく異なるのも見物です。5月の森を彩るフジは、未だ花芽硬しの 状態です。これから開花までの変化を観るのもまたおもしろいものです。
・開花したミツバアケビ(左)
・未だつぼみが堅いフジの花芽(中)
・アオキ(赤い実と紫の花)(右)
(Fujimoto)
ミツガシワが本格的に開花し始める(20/04/15)
付属湿地のミツガシワの開花が本格的になってきました。週末から 来週初めが美しさのピークになりそうです。上の湿原のミツガシワは 来週末くらいからが見頃になりそうです。
・付属湿地のミツガシワ(左)
・沢沿いのウスギヨウラク(中)
・やまかど・森の楽舎の巣箱に出入りするヤマガラ(右)
(Fujimoto)
(2020/04/14)
・天然更新地に新たな防獣ネットを張る準備しています。
今まで使っていたポールやそれを支える杭を抜いたり、ネット設置がしやすいように萌芽が出ていた切り株をカットしたりしました。(右)
(Tomioka)
(2020/04/10)
・トキワイカリソウ(左)
・天然更新地に新たな防獣ネットを張る準備しています。
今日はスチール入りのネット50mを2張りとネットを支えるポールの部品などを作業道から更新地まで運び上げ、先日上げたポールなどと組み合わせて更新地の半分ほどに支柱を立てました。
多くの重い部品を山すそから人力で運び上げるのはたいへんですが、「コープしが」の助成を得て整備を進めた作業道が更新地近くまで通じているので、作業がはかどっています。(中)(右)
(Murata)
(20/04/11)
(Tomioka)
待ちかねたミツガシワの開花は来週から本格化(20/04/10)
例年より早く花芽を出したミツガシワの蕾もばらけるようになり、 既に付属湿地では何輪かの開花が始まっています。例年より10日 くらい早い開花となります。湿原の方はやや遅れていますが、来週後半 から開花が始まりそうです。
・付属湿地のミツガシワ(左)
・湿原のミツガシワ(中)
・沢道のオオカメノキとユキバタツバキ(右)
(Fujimoto)
コースの頭上ではブナの葉が開き始めましたが、足元にもご注目。低木の新芽とともにスミレなど野草も目を楽しませてくれます。(2020/04/09)
【画像左】ブナの森のシハイスミレ。その横の新芽はハナヒリノキ。
【画像中】沢沿いのトキワイカリソウ。丈が低く、見落とさないように。
【画像右】トクワカソウで吸蜜に訪花するクロマルハナバチ。
(森の案内人X)
森のイヌブナの新緑が鮮やかに・・・(20/04/08)
ブナよりも一足早くイヌブナの新緑が映える森になってきました。 落葉樹の樹間に鮮やかな緑が見え出すと、時を置かずブナも葉を展開し始めます。来週くらいからブナの森も次々(樹によって時間差がある)と 新緑が楽しめそうです。
・観察コース沿いのイヌブナ(左)
・付属湿地のミツガシワ(中)
・秋にビワマスが遡上する大浦川のヤマザクラ(右)
(Fujimoto)
森全体も僅かに緑がかってきました(20/04/07)
これまで褐色を主体とする森でしたが、湿原ではハンノキの新葉が 開き始め何となく緑の気配を感じられるようになってきました。また 湿原を被っているオオミズゴケとハリミズゴケも光合成が活発になり 緑が濃くなってきました。
・2年前に播種したササユリの実生(今年が初発芽)(左)
・キタヤマオウレンの中からゼンマイ伸びる(中)
・オオカメノキやっと満開近づく(右)
(Fujimoto)
沢沿いの落花で季節の移り変わりが感じられる(20/04/06)
2月から沢道で楽しませてくれたキタヤマオウレンは、既に 実を付けています。ショウジョウバカマも随分花茎が伸びました。 沢では、早く咲いたユキバタツバキの落花が流れ着いています。 湿原のミツガシワの花芽も随分伸びてきました。
・沢に流れ着いたユキバタツバキの落花(左)
・湿原のミツガシワの花芽(中)
・一斉に芽を出してきたチゴユリ(右)
(Fujimoto)
(20/04/05)
・ヒサカキ雌 雄調査(右)
(Tomioka)
「山門水源の森2050」を考えるコース観察(20/04/04)
本会は数年前から、2050年のこの森がどうあって欲しいかを 検討しています。希に見る生物多様性に富むこの森を、どのような形で 次の世代に引き継ぐかということです。今日は会員がコースに沿って、 森をどのように整備するかのゾーニングについて検討しました。
・付属湿地の今日のミツガシワ(左)
・天然更新試験地で今後とのような活動が必要かを検討(中)
・「大窓」で懸案の解説板を設置(眺望の解説)(右)
(Fujimoto)
せわしない春の訪れで、保全作業追いつかず(20/04/03)
例年春は気ぜわしいのですが、今年は一気に春めき保全作業が 追いつかない状態です。ササユリの花芽が既に顔を出すという 忙しさで、今日1箇所初めて防獣ネットを設置してもらいました。
これから全域の防獣作業が続きます。手を貸して頂けそうな方は ご連絡頂ければありがたいです。
・色づき始めたウスギヨウラク(沢道)(左)
・可憐なハウチワカエデ(沢道)(中)
・既に花芽が伸び防獣作業が急がれる(右)
(Fujimoto)
「奥びわ湖 山門水源の森」ポスター展(2020/04/02)
滋賀銀行長浜支店のロビーをお借りしてポスターを展示しています。当初は5月15日(金)までの予定でしたが、都合により終了時期は未定となりました。当分の間展示されていますので、ご覧ください。
(Murata)
(20/04/01)
(Tomioka)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)