実りの秋・日に日に進む木の実の色づき(21/09/30)

 本格的な秋を迎えて、木々の実の色づきが日に日に変化してゆきます。 完熟時までのいろの変化を観るのも、森に出むく楽しみの1つです。

・すっかり赤くなったアクシバ(左)

・これから赤くなっるカマツカ(中)

・全てが黒くなるのにはもう少しのヒサカキ(右)

(Fujimoto)


好天の日は、秋の花に訪れる昆虫もさまざまです(21/09/29)

 北から南に渡るアサギマダラが、森を通過するシーズンになりました。 山門水源の森では、森のあちこちで見られますが、沢道がどうやら 蝶の道になっているようで、今日も何頭か見られました。

 キセルアザミで吸蜜するウラナミシジミの行動を見ていると、花の頂部ではなく、横から吸蜜を行っています。

 オオヒカゲは、全国的に数が減ってきているようです。

・キセルアザミで吸蜜するウラナミシジミ(左)

・アサギマダラ(中)

・オオヒカゲ(右)

(Fujimoto)


(2021/09/27)

 本日より観察コース沿いの危険な枯れ木の伐採を始めました。

・沢筋の道ばたに咲くアキチョウジ(左)

・南部湿原近くに咲くエゾリンドウ(中)

・「木民」による伐倒(右)

(Murata)


(2021/09/26)

(Tomioka)


コナラのドングリが落下し始め、実りの秋本格化(21/09/25)

 森の中で作業をしていると、カサッ・カサッと音がして、大きな ホオノキの葉が落下します。そんな音に混じってポッンと鈍い音が 時々聞こえます。コナラのドングリの落下です。

 木々の実を楽しめる季節到来です。

・ユキバタツバキの実(左)

・クリ(中)

・ナツツバキの実(右)

(Fujimoto)


(2021/09/24)

(Tomioka)


カシワバハグマで吸蜜にいそしむ蝶(21/09/23)

 湿原の周りではカシワバハグマがあちこちで咲いています。 あの複雑な小さい花にも蝶が頻繁に訪れています。1つの花に かなり長時間滞在します。

・カシワバハグマの群落(左)

・吸蜜中のイチモンジセセリ(中)

・こちらはミドリヒョウモン(右)

(Fujimoto)


危険な枯れ木の伐採が始まります。 (2021/09/21)

 コース沿いには多くの枯れたアカマツがあり、大きな枯れ枝を落としています。もし、人にあたれば大変危険です。そこで、紅葉シーズンを前に、入山者の皆様の安全のためにコース沿い全域でそのような危険木を伐採することとなりました。9月27日(月)から作業開始です。しばらくの間、歩行にご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、ご協力をお願いいたします(画像左、参照)。

【画像左】守護岩横のアカマツ。太い枝を大きく伸ばし、観察会の人気者でしたが枯れていつ大枝が落下するか大変危険な状態です。今はトラロープで近づけないようにしていますが、間もなく倒されてしまいます。

【画像中】少し秋が進んだブナの森。樹冠を見上げると枝先が少し黄色くなってきています。コロナ禍の秋、紅葉はどうなるでしょうか。関係ない?

【画像右】ツルニンジン(別名ジイソブ)。沢道のササユリ保護ネットに絡んだツルニンジンが花盛りですが、コースを挟んだ反対側の斜面にも自然状態で咲いています。足元にはアキチョウジも咲いていますので撮影は望遠でお願いします。

(森の案内人X)


秋本番のリンドウも咲き始めました(21/09/20)

 森では、未だツクツクボウシが鳴き、モリアオガエルの幼体の上陸が続いています。

 アキチョウジ・ツリガネニンジン・ハグマの仲間等々、秋の花は 既に咲いています。これからはリンドウ、センブリなど秋本番の花に変わります。

・トリガタハンショウヅルの実(左)

・カシワバハグマで吸蜜するミドリヒョウモン(中)

・咲き始めたリンドウ(右)

(Fujimoto)


(2021/09/19)

・山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会は、結成20年を迎えています。それを記念して20年誌を制作中です。(右)

(Photo:Tomioka)


(2021/09/18)

(Tomioka)


(2021/09/17)

(Tomioka)


足の踏み場も無いほどのナギナタタケの仲間が発生(21/09/15)

 尾根道コースを久々に歩くと、楽舎から最初の階段を上った尾根に足の踏み場が無いほどの針状のキノコが目に入りました。広範囲に密生しており、なかなか圧巻です。

・ベニナギナタタケ(左)

・ナギナタタケ(中)

・もう食べられる時期になったナツハゼの実(右)

(Fujimoto)


(2021/09/14)

(Tomioka)


秋の花・実が秋の到来を感じさせます(2021/09/13)

 付属湿地は、今サワシロギクとサワギキョウのコントラストが最高です。 ミヤコアザミも咲き出しています。目を地表に近づけると「エッ!これが食虫植物??」 という、ミミカキグサやホザキノミミカキグサが見頃になっています。

 森の中に入るとコナラのドングリがよく付いています。中には落果したものもあります。 沢沿いでは、今年生まれたタゴガエルの幼体が、飛び出すこともしばしばです。 今日はそのタゴガエルの保護色に感嘆!!

・付属湿地のサワシロギクとサワギキョウ(左)

・コナラのドングリ(中)

・あっぱれなタゴガエルの保護色(右)

(Fujimoto)


(2021/09/12)

(Tomioka)


二十四節季 白露初候 七十二候 草露白(くさのつゆしろし) (2021/09/11)

 暦通りの天候、朝のうちは雨に降られました。入山時には小降りに。その後は曇り空ながら雨が降ることはなく、終日シットリとした一日でした。そんな森のスナップ。

【画像左】ヒキガエルの子供。大人にはよく出会うのですが、子供は久しぶり。どこへ行くのでしょう。動きはノソノソとゆっくりで、天敵に狙われないか。

【画像中】ササユリが狂い咲きするか?網に保護された茎の先端にこんなものが。まさか蕾!と思いましたが、熟しきれない果実かもしれません。原因は自家受粉のせいか病気など他の要因?

【画像右】その後のキノコ。本欄9月6日の【画像右】で紹介したキノコの今日の姿です。5日間でこんなに立派になりました。

(森の案内人X)


蝉時雨が減って、秋が押し寄せています(21/09/10)

 朝夕のヒグラシの鳴く声が少なくなり、森ではツクツクボウシの 声も何となく弱々しく感じられるようになってきました。

 そんな森では、ツルリンドウ・ツルニンジン・アキチョウジ・オクモミジバハグマ・・・ エゾリンドウも咲き出しました。

・付属湿地のサワギキョウと紅葉し出したヒツジグサ(左)

・エゾリンドウ(中)

・オオオニタケ(1株から3個体が)(右)

(Fujimoto)


(2021/09/08)

(Tomioka)


吹く風も秋の気配(2021/09/07)

・サワギキョウ(左)

・ヤマジノホトトギス(中)

・ヤマボウシ(右)

(Murata)


森の中はキノコの香りで充満(2021/09/06)

 高標高地を含めて森の中は、キノコ大発生です。若く元気なキノコは個性豊かで魅力的です。しかし、寿命は短いものが多く、老熟すると様々なにおいを発生します。

 今日は爽やかな涼しい風に乗ってその匂いが充満していました。においの好き嫌いは個人差が大きいですが、今日のにおいは濃すぎる出汁のようなにおいで、筆者にとってはやや不快。しかし、こんなことはめったにないこと、ぜひ体験を。

【画像左】キノコ家族その2。先日の本欄でハイカグラテングタケの家族が紹介されていましたが、それに負けず劣らずの勢ぞろいです。

【画像中】こんなとこから!岩の割れ目に生えるキノコ。すでに老熟しており、崩れかけています。このようなキノコからも強いにおいが出ているようです。

【画像右】路傍の石仏のようなキノコ。入山者の安全祈願?

(森の案内人X)


(2021/09/05)

(Tomioka)


(2021/09/04)

(Tomioka)


(2021/09/02)

(Tomioka)


森の中、何処へ視線を向けてもキノコ・キノコ・キノコ・・・(2021/09/01)

 秋のキノコが本格的に発生しています。発生の多いのは未だイグチ科のキノコ が圧倒的です。一昨日・昨日と会員の報告でハイカグラテングタケの群生状態と ありました。ハイカグラテングタケは、毎年森のあちこちで発生しますが1箇所 での発生は、せいぜい数本というのが普通です。写真のものは12本ありました。 これは何としても撮影しておきたいと出向きました。

・オオワライタケ(左)

・シロオニタケモドキ(中)

・ハイカグラテングタケ(右) 

(Fujimoto)


これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。