(17/08/31)
(Tomioka、Saji)


(17/08/30)
(Tomioka、Ito)


コサギも飛来する山門湿原(17/08/29)
 山門湿原では、これまでマガモ・カルガモの飛来を確認していますが、今日はコサギが飛来し、最近再生したミニ湿地に着地しました。その後湿原上空を旋回しました。近くの山門集落には、コウノトリが過去何回か飛来したので、ゆくゆくは山門湿原にもと夢見ています。
・湿原上空のコサギ(左)
・肥大化してきたササユリの蒴果(さくか)(中)
・開花し始めたキセルアザミ(右)
(Fujimoto)


(17/08/27)
・ホツツジ(左)
・サギソウ(中)
・ヤマボウシ(右)
(Murata)


侵入ダンドボロギクの供給源(17/08/26)
 すでに報告されているように、山門水源の森の各所でダンドボロギクの侵入が確認され、今後の分布拡大が危惧されています。
 ダンドボロギクはタンポポなどと同じように、綿毛にぶら下がり、風に乗って飛行し、競合する植物の少ない裸地に着地して分布域を広げます。その供給源はどこか。近年、山門水源の森・守護岩から15分程度のところにある通称「県境峠」と呼ばれる地点にダンドボロギクの群落が確認されていました。今日、その状況を観察したところ、尋常ではないほどの大群落があり、敦賀湾方向から吹く風に乗って大量の種子が舞い上がる様子が確認できました。単なる推測にすぎませんが、敦賀の港付近で定着した外来種のダンドボロギクが北風に乗って県境峠方面に飛来し、シカなどの食害によって裸地になったところに定着したのではないでしょうか。
 山門水源の森では湿原の一部や通称「中窓」の除伐地、スミレサイシン保護区などで侵入が確認されており、今後の拡大が大いに危惧されるところです。食害の影響がこのような形で現れることにも注意が必要なのかもしれません。
画像-1 伊吹山を背景に広がる「県境峠」のダンドボロギク。
画像-2 綿毛で運ばれる種子。
画像-3 スミレサイシン保護区に侵入したダンドボロギク。
(記 森の案内人X)


(17/08/25)
(Tomioka、Saji)


(17/08/24)
(Tomioka)


(17/08/23)
(Saji、Tomioka)


またまたトノサマガエルが増え出しました(17/08/22)
 付属湿地のサギソウの開花がピークに達していますが、蕾を付けていない多くの株にお気づきの方もおられると思います。
 定らかな原因は不明ですが、あまりにも株が増えすぎて目詰まり状態になっているためかとも考え、来春には客土をして植え替えを考えています。
 昨夏は付属湿地のトンボが極端に減りました。原因はトノサマガエルが増えすぎたためと考え、捕獲して他の場所に移した結果、昨夏よりトンボが増えましたが、またまた子ガエルが 増えてきました。
・ヒツジグサの上のトノサマガエル(左)
・サギソウ(中)
・コバギボウシとサワギキョウ(右)
(Fujimoto)


(17/08/21)
(Tomioka)


(17/08/20)
(Tomioka、Saji)


台風5号で流入した湿原の復元と再生(17/08/19)
 今日は第3土曜日。山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会会員の保全活動日。台風5号で北部湿原に流れ込んだ土砂の除去作業や再生ミニ湿地の補強作業に加え、来訪者の観察に供するためのミニ湿地再生作業を行いました。別班は、「やまかど森の楽舎」の塗装作業を行いました。次の保全作業は9/2です。会員外のみなさんの参加も大歓迎です。(Fujimoto)


(17/08/18)
(Tomioka)


付属湿地も秋の花が次々と・・・(17/08/17)
 付属湿地でも秋を知らせる花が迎えてくれます。
 夏から秋にかけて咲き続けるヒツジグサに加えて、ヒメミクリは、既に実になったものが多くなっています。サギソウ・サワギキョウ・サワシロギクは、本格的な秋を感じさせてくれます。
・サギソウ(左)
・サワギキョウ(中)
・サワシロギク(右)
(Fujimoto)


(17/08/16)
(Saji、Tomioka)


(17/08/15)
(Saji)


(17/08/14)
 今日の風は秋の気配を感じさせるものでした。まだまだ残暑はあるでしょうが、たくさんのトンボが里に下りてきています。
・付属湿地のコオニユリ(左)
・作業地のオニヤンマ(中)
・作業道づくり(右)
(Murata)


ようやく台風一過の涼風の森(17/08/13)
 台風が通過した後もぐずついた天気の連続でしたが、やっと今日はすがすがしい涼風の森となりました。
 青空にノリウツギが映えました。
・秋の雲下の天然更新試験地(ネットの左側は防獣ネットで保護)(左)
・水面に浮かぶ流葉にオオイトトンボ(中)
・コナラで食欲旺盛なツマキシャチホコ幼虫(右)
(Fujimoto)


ジュンサイとヒツジグサの開花の違い(17/08/12)
 過日ジュンサイの開花について書きましたが、改めてジュンサイとヒツジグサの開花時間の違いを撮影しました。
・朝方のジュンサイとヒツジグサ(ヒツジグサは開いていない)(左)
・昼過ぎのジュンサイとヒツジグサ(ジュンサイは閉じている)(中)
・夕刻近づくジュンサイとヒツジグサ(ジュンサイは閉じ、ヒツジグサも閉じ始める)(右)
(Fujimoto)


(17/08/11)
(Tomioka、Saji)


子ども長浜学「山門水源の森へGO!&コケ玉づくり」(17/08/10)

・コケ玉作り(左)
・炭小屋前で(中)
・湿原を散策(右)
(Murata)


北部湿原上流部は荒れています(17/08/09)
 北部湿原に大量の土砂を運び込んだ上流部は、どうなっているのか、最上流部まで歩いて見ました。上流部での崩壊が引き金となり、沢に堆積していた土砂を巻き込んだ土石流が発生していたようです。
・最上流部の崩壊(左)
・中流部の洗掘(中)
・流木で沢がせき止められた場所(右)
(Fujimoto)


台風5号通過(17/08/08)
(Saji)


(17/08/07)
(Saji、Tomioka)


山門水源の森 現地交流会2017ー常識くつがえすクモの世界ー(17/08/05)
 「山門水源の森現地交流会」が西浅井まちづくりセンターで行われました。今回のテーマに取り上げた「クモ」は嫌われがちな生き物ですが、講演ではクモの糸が可能性を秘めた「資源」であるとの話をされ、興味深く聞くことができました。昼からは山門水源の森へ移動しての観察会でした。
・講演、トークセッション会場(左)
・関西クモ研究会の方の話を聞くクモ観察のグループ(中)
・クモの網を採取(右)
(Murata)


やまかど・森の楽舎周辺整備(17/08/04)
 5日は、「山門水源の森現地交流会」。日頃なかなか、整備が出来ていない楽舎周辺を整備。幼い頃、「明日は家庭訪問だから、学校から帰ったら家の前の草を引いておくように・・」と母親に言いつけられたのを想い出しながらの作業でした。
・駐車場の整備(左)
・付属湿地のサクラバハンノキの剪定(中)
・付属湿地の除草(右)
(Fujimoto)


造成湿地にトンボ飛来続々(17/08/03)
 2013年の台風18号で上流部からもたらされた土砂で復元北部湿原の池が随分埋まってしまった。その結果、多くのトンボ等の水生生物の生息場所が埋まってしまった。
 この状況を打開するために6月に池の造成を行った。以来アカハライモリ・モリアオガエル・シュレーゲルアオガエル等の両生類をはじめ、何種類かのトンボも飛来し産卵も見られるようになった。
 ・造成した池(左)
 ・ホソミイトトンボ♂(中)
 ・産卵するシオカラトンボ(右)
(Fujimoto)


(17/08/02)
(Saji)


現地交流会間近(17/08/01)
 8月5日に予定されている現地交流会(テーマ「常識くつがえすクモの世界」)直前の様子です。
 クモの網採集は沢道入り口付近で行いますが、周辺の沢沿いではオオシロカネグモが多数、見事な網を張っており、大型の標本が採れそうです。また、周辺の低木や草むらでは、サラグモやタナグモの仲間、ナガコガネグモの幼体などが網を張っていて、小型の網標本を作成できそうです。

 クモ観察は、沢道から北部湿原作業道にかけて行いますが、沢道ではオオシロカネグモの美しい姿やトゲグモのユニークなデザインが見所です。また、北部湿原ではおなじみのジョロウグモの若者が多数、複雑な網を張っています。周辺の草むらでは、あまり見かける機会のないヤハズハエトリが見つかりました。当日も思わぬクモが見つかるかもしれません。近くの湿地では、ハッチョウトンボやキイトトンボ、バッタなどの昆虫、また、季節柄キノコの発生も多く、クモ以外の観察も楽しめそうでした。当日をお楽しみに!
画像-1 湿原の草むらで見つけたヤハズハエトリの♂
画像-2 ハッチョウトンボ♂
画像-3 ササの若芽に頭をもたせかける若いキノコ(ヌメリコウジタケ)
(森の案内人X)