付属湿地は美しいものだけでない観察のできる場所(21/06/12)

 昨日のこの欄でも付属湿地に広く分布しているモウセンゴケ(食虫植物)が 昆虫を捕獲していることを書いたが、今日も改めてモウセンゴケを観てみた。 よくよく目を凝らすと途方もない数の様々な昆虫がモウセンゴケの餌食になっている。 ぱっと見では分からないが、凝視すると捕らえられている昆虫の数の多さに驚く。

 生物が生きていくための工夫にも感嘆する。今日はシマヘビが、カナヘビを 捕らえる瞬間にも立ち会えた。美しいものではないが、自然の摂理を感じた 一時であった。

・多数の昆虫を捕らえているモウセンゴケ(左)

・カナヘビを飲み込んだシマヘビ(中)

・水面に落下したモリアオガエルの卵塊のオタマジャクシを喰うアカハライモリ。そのイモリにシマヘビが近づいたが喰おうとはしなかった(右)

(Fujimoto)


モウセンゴケの絨毯に小さな昆虫が沢山捕らえられています(21/06/11)

 付属湿地では、今モウセンゴケが花を付け始めています。そのモウセンゴケに目を近づけると多くの小さな(その気にならないと見えない)昆虫が一杯 捕らえられています。この湿地では今、コバギボウシ、ヒメミクリ、 ヒルムシロ、ヒツジグサも咲き出しました。ハッチョウトンボも観られます。

・微小昆虫を捕らえたモウセンゴケ(左)

・ヤブムラサキ(中)

・クリの花近くで交尾するキイロジョウカイ(右)

(Fujimoto)


今年はミヤマウメモドキに沢山の実がなるか???(21/06/09)

 山門湿原とその周りには、およそ700株のミヤマウメモドキが 自生しています。ミヤマウメモドキは、雌雄異株の樹木です。 今、花が咲き始め、沢道から湿原にたどり着くとその香に包まれます。過去30年間で秋に最も多くの実が付いたのは 2009年でした。それ以降、実のつく割合が少ないように感じています。

 今日も観察しましたが、花は沢山付いています。ただ、2009年の ようにこの花を訪れる昆虫の数が極端に減っているように思われます。 かつては、この樹の下を通ると昆虫の羽音がやかましいほどでしたが 、今日は全く羽音が聞こえませんでした。

・2009年12月2日のミヤマウメモドキの実(左)

・ミヤマウメモドキの雌花(中)

・ミヤマウメモドキの雄花(右)

(Fujimoto)


(2021/06/08)

(Tomioka)


1株1株に個性があるのを見極めるのもササユリの鑑賞(21/06/07)

 一箇所に群生しているササユリもいいですが、森のあちこちにひっそりと 咲いている株と対峙するのもいいものです。1株1株色合い・形・草丈等々 の違いを見ながら、落下したした種子から開花までの歳月を考えるのも 趣があります。

・群生するササユリ(左)

・愛でる来訪者(中)

・斑入りの花も(右)

(Fujimoto)


開花場所でいろいろな花色のササユリが楽しめます(21/06/05)

 観察コースを歩いていると、森の中の思わぬ所にもササユリが咲いています。 咲いている場所によって純白から濃いピンクまで、いろいろな花色が楽しめます。

 コアジサイも色・香とも今が最高です。ギンリョウソウもあちこちで見られます。 こんな花々を鑑賞後、本日の会員20名は各種の保全作業を行いました。

・尾根道で見つけたササユリ(左)

・尾根道の防獣ネット設置場所(中)

・サワラン(麓の付属湿地)(右)

(Fujimoto)


(2021/06/04)

(Tomioka)


(2021/06/03)

(Tomioka)


湿原最奥部(南部湿原)ではコアジサイが見頃(21/06/01)

 沢道を湿原に向かって上ってゆくと、ササユリの開花間近い いろいろな段階のものが見られます。

 湿原に出ると「深緑の森」の景観が広がります。コース沿いには ニガナの黄花・白花が目を引き、最奥部ではササユリの密集を 見てコアジサイの群落を楽しんで下さい。

 湿原にはよく見るとトキソウが散在しています。

・沢沿いのササユリ(左)

・コアジサイ(中)

・ギンリョウソウ(右)

(Fujimoto)


これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。