次々と春の新顔が顔を出してくれます。(23/03/30)
キタヤマオウレンが終わり、トクワカソウが最盛期に、 沢沿いではオオカメノキが開花間近。今日はトキワイカリソウが、去年の葉は健在ですと誇らしげに咲き出しました。シハイスミレも あちこちで咲き出しています。
・沢沿いのキタヤマオウレン(左)
・トキワイカリソウ(中)
・シハイスミレ(右)
(Fujimoto)
観察コースが賑やかに(2023/03/29)
【画像左】タムシバとシロモジ。タムシバの花はピークを過ぎましたが、シロモジはこれから。主役入れ替わりの時期です。
【画像中】ユキバタツバキの開花が進み始めました。花数が増えています。
【画像右】オオカメノキの花芽。逆光に透ける葉脈も面白い。
(森の案内人X)
多くの来訪者を迎えたキタヤマオウレンも実に・・(23/03/28)
雪解け直後から多くの方々を魅了してきたキタヤマオウレンも花が おわり、矢車のような実ができるようになりました。
他方湿原のミツガシワの花芽は日に日に伸びています。
・沢道のキタヤマオウレン(左)
・花芽が伸びる湿原のミツガシワ(中)
・ツクバネの実から芽が(右)
(Fujimoto)
既に散り始めた花・蕾が膨らみ始めた花等々・・・(23/03/27)
比良山系の山麓(161号線沿い)では、1週間ほど前からコバノミツバツツジ が開花し始めました。山門水源の森のユキグニミツバツツジは、未だ蕾硬し と言った状態ですが、タムシバは既に散り始めたものもあります。
・ユキグニミツバツツジ(左)
・散り始めたタムシバも又美しい(中)
・ササユリの芽が出始めました(右)
(Fujimoto)
一日一日、森の花の開花が進んでゆきます(23/03/22)
昨日は、午後から天候が下り坂との予報にもかかわらず 多くの来訪者がありました。が、今日は好天にもかかわらず 来訪者が非常に少ない一日でした。WBCの決勝戦のせいなのかと
・昨日より開花が進んだタムシバ(左)
・満開のキンキマメザクラ(中)
・賑やかなクロモジの開花(右)
(Fujimoto)
日々の開花の進み具合を見続けるのも春の楽しみです(23/03/21)
イワナシも開花が進みました。奥びわ湖・山門水源の森のサクラの一番乗りは、 キンキマメザクラ。今日は八分咲き。
そんな花々を愛でながらの保全作業でした。
・咲きそろったイワナシ(左)
・八分咲きのキンキマメザクラ(中)
・ショウジョウバカマも背景で感じ方が異なる(右)
(Fujimoto)
昨年の今頃は未だ湿原にも多くの残雪がありましたが、今年は(23/03/19)
ソメイヨシノの開花が次々と発表されています。この森も、昨年とは比べようも 無いほど早い春の訪れです。その分春先の保全作業に追われています。
・咲き出したイワナシ(左)
・こちらはキンキマメザクラが開花
・沢に張り出したユキバタツバキ(右)
(Fujimoto)
(2023/03/17)
(Tomioka)
春の花探しに来訪者次々と・・・(23/03/16)
寒暖が繰り返されるものの、コロナも一段落ということか、春の花を 待ち焦がれた人々が遠方より来訪。
キタヤマオウレン、マルバマンサクの早いものは散り始め、枯葉の下 にはアツミカンアオイの蕾が大きくなり出しました。日当たりの良い所 ではショウジョウバカマが咲き出しました。
湿原では、早くもシュレーゲルアオガエルが鳴き出しました。
・アツミカンアオイの蕾(左)
・ハリミズゴケから伸びるミツガシワの葉芽(中)
・沢道のユキバタツバキ(右)
(Fujimoto)
作業の合間に(2023/03/5)
【画像左】ブナの森で咲きだしたアセビ。シカがほとんど食べないので、多く残っている樹種です。
【画像中】作業が終わって下山し、沢沿いでショウジョウバカマを観察していた時、ササ藪で何か動く音が。シカが逃げる途中一瞬立ち止まりました。若い感じです。悪さをしなければ可愛いのですが。
【画像右】大窓付近の浮き根、コースには危険も。近年、入山される方が増えています。その結果、コースの土が踏み固められ、木の根が多数浮いています。中には根が「罠」のようにアーチ状になっていて、うっかりすると転倒します。会員が注意して整備し、できるだけ危険を回避するようにしていますが、ご自身の安全確保は自己責任でお願いいたします。
(森の案内人X)
(2023/03/14)
(Tomioka)
(2023/03/12)
(Tomioka)
二十四節季 啓蟄次候 桃始笑(ももはじめてさく)(2023/03/11)
啓蟄初候は3月6日〜20日、啓蟄啓戸(すごもりむしとをひらく)で、皆様よくご存知の季節の暦です。暖かさに誘われて虫はすでに動き始め、マルバマンサクも満開となっています。その一方で実を結ぶものもあります。そんな森の寸景です。
【画像左】アズマキシダグモという網を張らずに地上を走り回るクモの一種です。ブナの枯れ葉と同じ色で見分けにくいですが、わかりますか?
【画像中】満開のマルバマンサク。昨春にブナの森で行われた講習会で、植物の先生からこの森では雪国に多いマルバマンサクと普通?のマンサクと見分けがつきにくいと教えていただきました。この森の環境の多様さを知るエピソードです。
【画像右】アオキの果実が色づきました。
(森の案内人X)
奥びわ湖・山門水源の森は、環境省の【自然共生サイト】に認定の運びに(23/03/10)
昨年、カナダ・モントリオールで開催されたCOP15では、“30by30”が採択されました。 これは各国が2030年までに陸と海のそれぞれ30%以上を保護・保全しようというものです。
これにもどづいて日本では、【自然共生サイト】が設定されることになりました。 奥びわ湖・山門水源の森は、このサイト認定を申請していましたが、2023年度には認定 される運びとなっています。
この森の生物多様性をなお一層保全できるように活動したいと考えています。 ご来訪の皆さんも是非ご協力ください。
・付属湿地のミツガシワ(左)
・活動が活発になってきたアカハライモリ(中)
・踏込防止のコースロープ設置(右)
(Fujimoto)
(2023/03/08)
・センサーカメラに写ったシカ(右)
(Tomioka)
今日は啓蟄(23/03/06)
今日は暦の上では啓蟄(大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ)、一日中快晴、ぽかぽか陽気となりました。
・雪に耐えたサルトリイバラの実(左)
・つぼみの先が僅かにピンク色になったトクワカソウ(中)
・沢道と違う環境でひっそりと咲く尾根道のキタヤマオウレン(右)
(Nishikawa)
春の花を愛でる遠方よりの来訪者続く(23/03/04)
早朝から雪解け直後から開花しだしたキタヤマオウレン目当ての来訪者。 「今日は何を目的におこしになりました?」の尋ねると、『毎年なんですが キタヤマオウレンを・・』と返答が多い。
が昨年に比べると、シカの食害で花は少なめ・・・
・花の周りの針状のものはシカの食い跡(キタヤマオウレン)(左)
・咲き始めたマルバマンサク(中)
・未だ未だ蕾も見えないミツガシワ(右)
(Fujimoto)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)