芦生林の保全団体のみなさんをガイド(25/05/31)
京大の芦生林で保全活動をされているみなさんを案内しました。 芦生林もシカの食害で下層植生が無く、生物多様性の観点から 多くの方々が、いろいろな角度から保全に取り組まれています。
山門水源の森での保全活動の現場を見たいということで、ガイド しました。ガイド中にいろいろな情報交換ができました。
・芦生林の保全団体(芦生ササクエルカス)の皆さん(左)
・ギンリョウソウ(中)
・満開のエゴノキ(右)
(Fujimoto)
動物の活動も活発になってきました(25/05/28)
沢道で鳴き続けていたタゴガエルの声も聞こえなくなり、産卵が 終わっているはずです。湿原や付属湿地で産卵が終わったシュレーゲル アオガエルの産卵場所は、ヘビに荒らされています。
付属湿地では、トノサマガエルがトンボを狙っています。
・付属湿地のトノサマガエル(左)
・クマヤナギの実(中)
・ハナヒリノキの花(右)
(Fujimoto)
初夏にも巨大キノコが発生(25/05/26)
観察コース沿いには、あちこちでヤマツツジが咲いてきました。 こんな時期に、枯死したアカマツに巨大キノコが発生しているのに 感激。トンボも次々羽化が進んでいます。
・マツオウジ(左)
・ヤマツツジ(中)
・羽化間もないモートン イトトンボ(右)
(Fujimoto)
ホウノキ・エゴノキ・ヤマボウシが咲き、トキソウも咲き出した(25/05/23)
付属湿地にササユリが開花していますが、これは園芸種です。やまかど・森の楽舎 建設時に業者が植栽したものです。
自生のササユリは、来月初旬から開花が始まりそうです。
・付属湿地のササユリ(園芸種)(左)
・トキソウ(中)
・エゴノキ(右)
(Fujimoto)
(2025/05/22)
・滋賀県立伊香高等学校「森の探求科 1年生」 山門学習(左)
(Tomioka)
(2025/05/21)
(Tomioka)
長浜市立永原小学校の全校山門学習(2025/05/20)
1年生から6年生までそれぞれの学年に見合った学習を奧びわ湖・山門水源の森で行いました。
・1,2年生の入山(左:Tomioka)
・5年生、タニウツギの花をスケッチ
・5年生、木質チップを袋詰めして保全体験(中・右:Murata)
日に日にアギスミレの葉の切れ込みが深くなっていきます(25/05/18)
やまかど-森の楽舎のタニウツギが何とも言えない美しさです。 背後のフジは落花さかんです。森では、ホオノキの芳香が漂っています。
・やまかど-森の楽舎前のタニウツギ(左)
・切れ込みが深くなったアギスミレ(中)
・落果盛んなカスミザクラの実(右)
(Fujimoto)
いよいよ森の緑の多様性が少なくなってきました(25/05/16)
1週間前、森の緑の多様性に息をのんでいましたが、いよいよその 多様性も少なくなってきました。
それでも未だ写真からも植生がある程度判読できる状態です。
・やまかど・森の楽舎前のフジ(左)
・湿原から望む森の植生(中)
・ヤマナラシの新葉の落葉 (右)
(Fujimoto)
この森の生物多様性保全は、シカとの闘い・・・・(25/05/15)
森の入口のやまかど・森の楽舎の付属湿地では、フジ・レンゲツツジ・タニウツギの 花が出迎えてくれ、気分良く保全作業に出向くのですが・・・
現場はシカの食害との闘いの場です。 湿原も食害防止ネットを張っている部分は、何とか食害を免れていますが、 時としてネットが食いちぎられネット内の植物が食われます。
・付属湿地(左)
・中央湿原の防獣ネットの無い部分のdeer line(中)
・破られた防獣ネット(右)
(Fujimoto)
日射しが差し込む沢道は、冷気を感じ心地よいシーズンになってきました(25/05/13)
肌寒い5月初めでしたが、ようやく「夏も近づく・・・」を実感できるようになり、 沢道の水飛沫も涼感を誘います。
・沢道の沢滝(左)
・ニホントカゲの幼体(中)
・咲き終わったヤマナラシの花序落下(右)
(Fujimoto)
(2025/05/12)
(Tomioka)
シカの食害対策は、際限がありません(25/05/11)
日々食害防止のネット設置や巡視に追われる日々が続いています。 ブナ林の下層植生の再生は、防獣ネットで成果が出ていますが、その外側 はやりたい放題。ネット巡視は、2名の会員を中心に頻繁に行っていますが、 これから蒸し暑くなると大変です。
湿原の周りでは、ネットの無い部分ではササやヤマドリゼンマイも 食われています。
・シカに食われたヤマドリゼンマイ(左)
・あちこちで咲くコバノガマズミ(中)
・ヤマボウシが開き始めた(右)
(Fujimoto)
沢道は、タゴガエルの繁殖期で空洞に反響した鳴き声が聞こえます(25/05/10)
湿原では、シュレーゲルアオガエルの鳴き声が、最盛期よりやや少なくなってきました。
沢道では、あちこちでタゴガエルの鳴き声が聞こえます。 早い年は、モリアオガエルの産卵が観られるのですが、今年は未だです。
・咲き始めたホウノキの花(左)
・タゴガエルの鳴き声が聞こえる空洞(中)
・トキソウの新芽(右)
(Fujimoto)
いよいよトンボのシーズン到来です(25/05/08)
一週間程前から、沢沿いではアサヒナカワトンボが次々羽化し、 羽化した水生昆虫を捕獲するのが間近で観察出来ます。
シオヤトンボやムカシトンボの羽化も進んでいます。
この森では、約50種のトンボが観察出来ます。
・水生昆虫を捕らえたアサヒナカワトンボ(左)
・羽化直後の弱々しいシオヤトンボの雌(中)
・初飛翔のムカシヤンマ(右)
(Fujimoto)
ミツガシワの花も終盤で、湿原も緑が増えてきつつあります(25/05/07)
湿原を被ったミツガシワも多くの株で実が目立っています。 それに変わって湿原の周りでは、ササユリが雨後の竹の子よろしく 次々に花芽を伸ばして、6月の開花に向かっています。
・フジとタニウツギ(左)
・トリガタハンショウヅルの花増える(中)
・滋賀県レイカデイア大学草津キャンパス生 校外学習一行(右)
(Fujimoto)
また季節が一コマ進みました(25/05/05)
付属湿地では、ミツガシワの花が実に変わり、レンゲツツジが咲き始め、 ヒメコウゾも花開きはじめました。
湿原の周りでは、トリガタハンショウヅルが密かに咲いています。
ササユリの花柄は伸び月末の開花が待たれます。
・レンゲツツジ(左)
・ヒメコウゾ(中)
・トリガタハンショウヅル(右)
(Fujimoto)
GWは、里では田植えの真っ最中(25/05/03)
好天に恵まれ、奥びわ湖・山門水源の森の近くの集落では あちこちの田んぼで田植えが行われています。
・里の田植え(左)
・楽舎で保全活動についての朝のmeeting(中)
・付属湿地のミツガシワ(右)
(Fujimoto)
新緑の中に樹木の花も次々咲き出しました(25/05/01)
里では既に花が散っているウワミズザクラが、森では ようやく開花し始めました。
・ウワミズザクラ(左)
・ユキグニミツバツツジ(中)
・ザイフリボク(右)
(Fujimoto)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)