(2020/03/31)

(Tomioka)


森は一気に春めいてきました!!!(20/03/30)

 キンキマメザクラが散り始め、シロモジ、クロモジが 枯れた森に彩りを与えてくれます。それに加えてタムシバが 咲き出しました。林床には、今いろいろな色合いのショウジョウバカマ が鮮やかです。加えてユキバタツバキがいろいろな色合いで咲いています。 「アッ! ツバキだ」で終わらず、1株1株の花をゆっくり見て下さい。 色合いも様々です。開き具合も、雄しべの様子も・・・・ トクワカソウも大分咲き始めました。来週くらいがピークになりそうです。

(Fujimoto)


「奥びわ湖 山門水源の森の自然と保全」ポスター展(2020/03/27)

 長浜市ながはま文化福祉プラザの廊下スペースをお借りして、4月9日(木)までポスターを展示しています。

(Murata)


ピーカンの初夏のような日差しの中で(2020/03/26)

 朝から雲一つない快晴。早朝は冷え込みましたが、日中は予報通り初夏の陽気。思わぬ大汗をかくことになりました。そんな森の中で。

【画像左】北尾根のトクワカソウの群生地で開花が始まりました。蕾もたくさんあり、間もなくピンクの絨毯が楽しめそうです。気候が不安定ですので、ピークがいつになるかは読めませんが、開花時期は短期間です。ホームページ最新情報(このサイト)を注意していてください。

【画像中】防獣ネットに守られて増えたサンインカンアオイ。ネット内のあちこちで増えています。この大きさで数が増えれば芋虫のおなかを満たすことができる?

【画像右】コガラの営巣。巣から何かを運び出しています。巣作りか子育てかは不明。

(森の案内人X)


一円玉天気で、終日雲一点も無し(20/03/25)

 放射冷却で朝方はひんやりしたものの、終日雲一点もない 森でした。付属湿地では、次々とミツガシワの花芽が出ています。 陽光を受ける沢の小滝は、生唾ものの美しさ、湿原の周りの タムシバの蕾から白いものが見え始めました。

・付属湿地のミツガシワの葉も出始めた(左)

・沢道の小滝の流れが美しい(中)

・タムシバの蕾が膨らみ、白いものが見えだした(右)

(Fujimoto)


今年の森の春の進行は早い?(2020/03/24)

 二十四節季、春分初候。暖冬から春が早いと感じていましたが、寒暖の差が大きい上に新型コロナウィルスで心理的にも寒さを感じます。

 桜の開花情報も出てきていますが、今日は時折、日が差すものの終日北風が強く、一時霰が激しく降る寒い一日でした。そんな中でも森の春はやはり早く進行しているようでした。

【画像左】霰が降る中で開花していたシロモジ。シロモジは全域で咲き始めました。

【画像中】もう咲き始めたニシキゴロモ。花期は4~5月で、少し早い感じがします。昨年は11月まで断続的に咲き続け、ちょっと異常でした。今年はどうなるのでしょうか。

【画像右】トクワカソウ間もなく開花。北尾根の群生地で蕾がたくさん育っており、観察コースからピンクの絨毯が楽しめそうです。

(森の案内人X)


沢道を登ることで季節の移り変わりが感じられます(20/03/22)

 あれほど咲き誇っていたキタヤマオウレンが散りだし、ショウジョウバカマ があちこちに咲き誇っています。ウスギヨウラクやオオカメノキは、もうしばらくで 開花します。耳を澄ますとコゲラのドラミングも聞こえてきます。

・沢道のキタヤマオウレンとショウジョウバカマのツーショット(左)

・開花近いオオカメノキ(中)

・コゲラが枯れ木の虫探し(右)

(Fujimoto)


付属湿地での観察もなかなか楽しい(20/03/21)

 森に入っての散策や観察も楽しいものですが、例年より早い春の訪れで、入口の「やまかど・森の楽舎」付属湿地での観察だけでも随分楽しめます。今日は、ホタルの幼虫の餌になる カワニナがアカハライモリの遺体を喰っている様子がつぶさに 観察出来ました。

・楽舎を背景に咲き出したキブシ(左)

・付属湿地のミツガシワの花芽に来訪者微笑み(中)

・付属湿地でアカハライモリの遺体を喰うカワニナ(右)

(Fujimoto)


氷期の遺存種、ミヤマウメモドキの調査(20/03/19)

 秋から冬にかけて湿原を彩るミヤマウメモドキが森には広く分布していますが、 一体何株あるのかを今まで調査したことがありませんでした。また、この種は 雌雄異株なので、この湿原に分布するものの雌雄比はどうなっているのか、 また何世代の樹が分布しているのか等を調査しています。

・密集するミヤマウメモドキ(左)

・大株のミヤマウメモドキ(中)

・シカの食害を受けた株(右)

(Fujimoto)


淡雪にも負けず木々の芽膨らむ(20/03/17)

 放射冷却で冷え込んだ観察コース沿いの地面が露出した部分には、美しい霜柱が観られました。こんな寒さにも負けず木々の芽は日々膨らんでゆきます。

・路傍に発達した霜柱(左)

・後数日で花開くオオカメノキ(中)

・冬芽から新芽が顔を出す直前のネジキ(右)

(Fujimoto)


キタヤマオウレンからショウジョウバカマへバトンタッチ(20/03/15)

 2月初旬から長期間楽しませてくれたキタヤマオウレンが散り始めました。 次の主役はショウジョウバカマです。いろいろな色彩のものがあるのを お楽しみ下さい。

・散りだしたキタヤマオウレン(左)

・芽吹きだしたリョウメンシダ(中)

・同士討ちのフジ蔓(右)

(Fujimoto)


陽光が春を早めています(20/03/13)

 「水温む」とはよく言ったものです、付属湿地のミツガシワは言うに及ばす カワニナも活発に動いています。沢の水も陽光を受けて、柔らかさを感じます。 木漏れ日の差し込む苔むした岩の輝きも、春を盛り上げます。

・付属湿地のカワニナとその這い跡(左)

・沢の滝を下る水(中)

・岩に張り付いた苔に陽光(右)

(Fujimoto)


さあいよいよユキバタツバキの開花が本格的に・・・(20/03/12)

 この森にはユキバタツバキが約8000株分布しています。早いものは 昨年の12月から咲いたものもありますが、本格的な開花はこれからです。 観察コース沿いのあちこちで観ることができます。花の色や形・花弁の数 など違ったものが観られます。ゆっくりと観察して下さい。

・沢道のユキバタツバキ(左)

・上の写真のアップ(中)

・野鳥に食われずに残ったソヨゴの実(右)

(Fujimoto)


春の花が次のステージに入り始めました(20/03/09)

 全域で見られるキタヤマオウレンが今開花のピークで、後数日で散り始めるはずです。ショウジョウバカマは これからが本番。

 イワナシが今日咲き始めました。来週の 半ば以降が見頃かと思われます。つづいて可憐なトクワカソウ が咲くはずです。

・ショウジョウバカマとキタヤマオウレンのツーショット(左)

・咲き始めたイワナシ(中)

・アセビは開花まであと少し(右)

(Fujimoto)


サクラが咲き出しました(20/03/07)

 サクラガ咲き出しました。山門水源の森には、キンキマメザクラ(バラ科サクラ属)・ ヤマザクラ(バラ科サクラ属)・カスミザクラ(バラ科サクラ属)とウワミズザクラ(バラ科ウワミズザクラ属) が分布しています。その内もっとも早く咲くのがキンキマメザクラです。見映えはしませんが、いよいよ 桜のシーズン到来かと心が浮き立ちます。日当たりの良い所では、シロモジが咲き出しました。 アカシデの枝先には、グリーンのウスタビガの繭が風に揺れていました。こんな光景を背景に 今日は会員の展望台設置換えの資材運搬を行いました。

・キンキマメザクラ(左)

・シロモジ(中)

・ウスタビガの繭(右)

(Fujimoto)


沢沿いキタヤマオウレン3景(20/03/06)

 啓蟄が済んだというのに、今日の森の冷え込みは格別でした。 その冷え込みのせいもあって、散るはずのキタヤマオウレンが 沢沿いで咲き誇っているのに惹きつけられ、シャッターを切りました。

(Fujimoto)


(20/03/03)

(Tomioka)


(20/03/02)

(Tomioka)


落ち葉をそっと取り除くと・・・・(20/03/01)

 今湿原でミヤマウメモドキの調査を行っています。 昼食時、日当たりの良い場所に移動して、ゆったりと昼食を 済ませ、回りを見渡すとコナラの落葉の下からサンインカンアオイの 葉が覗いています。そっと落ち葉を取り除いてみると、今にも咲きそうな サンインカンアオイの蕾や既に開花している花が見られました。

・落ち葉から顔を出すサンインカンアオイの葉(左)

・落ち葉を取り除くとサンインカンアオイの蕾が(右)

・既に開花した株も(右)

(Fujimoto)


これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。