切り取るシーンで変わる紅葉のイメージ(21/10/30)
冷気を感じながら、沢音を聴きながら沢道を歩きました。前方の紅葉したミズナラにスポットが当たっていました。沢道を登り切った 前方には、コハウチワカエデとナツツバキの紅葉が、、、。湿原越しに 周囲の紅葉の進み具合を確かめました。
南部湿原脇の林床には、しっとりとしたコアジサイの紅葉がありました。
・沢道のミズナラの紅葉(左)
・コハウチワカエデとナツツバキの紅葉(中)
・コアジサイの紅葉(右)
(Fujimoto)
(2021/10/29)
(Tomioka)
周囲の紅葉が目立ち初めて来ました(21/10/28)
湿原から眺める周囲の山は、日に日に紅葉が進んでいます。 1日の違いでこれだけ違うのかとも感じることがしばしばです。
ブナの森も早いものは紅葉が進み息をのむほどの絶景の 部分もあります。
・沢道に5個朔果を付けていたササユリを採取(左)
・息をのむ美しさのブナの森(中)
・山頂部は、シカの食害で下層植生無し・無残(右)
(Fujimoto)
二十節季 降霜初候、 七十二候 霜初降(しもはじめてふる)(2021/10/27)
冷え込む日が続きましたが、霜が降りるほどではありませんでした。今朝もやや暖かい。冷え込みが続くと気になるのが紅葉の進み具合。
今日のブナの森周辺の紅葉は、全体的にはまばらです。ブナはまだ色付きが浅く、カエデもコハウチワカエデやウリハダカエデが個別に見ごろとなっています。また、シラキはいい色になっています。シロモジ、タカノツメなどの黄葉も美しいですが、色付きはまだ十分ではありません。
【画像左】ブナ。部分的に黄色から褐色になってきていますが、ほとんどは淡緑色。
【画像中】コハウチワカエデ。多くのカエデの紅葉はこれからが本番ですが、紅葉の進み方は木によってバラバラで、もう見ごろを迎えているものもあります。
【画像右】シラキ。数は少ないですが、美しく色づいています。
(森の案内人X)
ここ数日でまた一段と紅葉が進んできました(21/10/26)
日当たりのいい部分では、コハウチワカエデも紅葉を始めています。 コナラも明らかに黄色くなってきました。いよいよ日に日に紅葉が進みます。 今日の来訪者も「紅葉し始めましたネ」との声。
・付属湿地のオオアオイトトンボ(優雅に移動します)(左)
・朽木に芽生えたコハウチワカエデも紅葉(中)
・ミツバアケビも完全に開き増した(美味しいのは透明になってから)(右)
(Fujimoto)
(2021/10/25)
・地層学習に訪れた長浜市立塩津小学校6年生(右)
(Tomioka)
やっぱり赤い実にいち早く視線が動きます(21/10/24)
観察コースを歩いていて、センブリやリンドウはあちこちに分布しているので、 探すということはありません。視線は何時しか、赤い実に動きます。
ヤブコウジ、サルトリイバラ、コバノガマズミ、ミヤマカマヅミ、ソヨゴ、 ミヤマウメモドキ、カマツカ等々に
・透き通るような赤さのカマツカ(左)
・次々に開きだしたササユリの朔果(中)
・湿原に降り立ったアトリ(右)
(Fujimoto)
(2021/10/22)
(Tomioka)
冷え込みが続き、木の実の色合いが濃くなってきました(2021/10/21)
ここ数日の急激な冷え込みで、森の秋が一気に進んでいます。木の実の 色づきも日増しに濃くなり、美しさが増しています。
・褐色になる前のツクバネ(左)
・この時期が一番美しいカマツカ(中)
・既に落下が始まっているアズキナシ(右)
(Fujimoto)
(2021/10/19)
(Tomioka)
天高く・・・(2021/10/18)
秋の深まりとともに空が高く感じられるようになってきました。 そんな空にヤマナラシがそそり立ち、風が吹く度に名前通り山を鳴らす羽音が爽やかでした。湿原には、エゾリンドウが咲き誇って います。森の中では、早くもミツバアケビの実が開き始めました。
・青空に向かってそそり立つヤマナラシ(左)
・湿原のエゾリンドウ(中)
・ミツバアケビの実(右)
(Fujimoto)
秋の森で聴くハープ(2021/10/17)
5月・10月と延び延びになっていたハープのコンサートを福知 幸さんをお迎えして行いました。
その前に参加者には、センブリやリンドウを見ていただくために北尾根を上がり、湿原までの散策を楽しんでいただきました。
続いて、「やまかど・森の楽舎」にある研修室でハープの音色を楽しみました。当初は森の中での演奏会を予定していましたが、天気は回復したものの冷たい北西の風が強かったためです。
「乳しぼりの歌」といった各地の民謡やモーツァルトの「一本指のワルツ」、「パプリカ」など14曲をひいてくださいました。芸術の秋にふさわしい1日となりました。
後援:湖北工業株式会社
(Murata)
今日は会員保全活動の日(21/10/16)
数日前までの予報では、今日は雨でしたが幸いの好天。 今日は第3土曜日で、会員の保全活動の日です。9時前から次々と 会員が集まり、打合せの後、保全作業地点へ移動しました。
観察コースの階段補修、ササユリ分布地点の刈払と整理、 沢道コースの整備、ブナの森コース沿いの獣害防止ネット巡視、 県道からの進入路の整備、やまかど・森の楽舎機械室周辺苅込 等々に分かれて作業を行いました。
・ササユリ分布域の刈払と整理(左)
・残したい植物は残しての刈払完了(中)
・沢道のコース整備完了(右)
(Fujimoto)
快晴の森で一段と秋の進みを感じました(21/10/15)
南部湿原は、ヌマガヤがほぼ全面を被っています。快晴の湿原に涼風が吹き渡ると、紅葉し始めたヌマガヤが波打ち、心地よい景色を創り出します。
木の実も日に日に色濃くなってきます。
・南部湿原のヌマガヤ(左)
・華道で重宝されるツルウメモドキ(中)
・カマツカも一段と赤味が(右)
(Fujimoto)
涼風の湿原脇からトリアシショウマの種子飛ぶ(21/10/14)
秋の森は文字通り実り。観察コースのあちこちには、ドングリが 次々に落下します。そのドングリを目当てにカケスがけたたましくないています。 エゴノキには、その実にヤマガラが頻繁に往来しています。
5月初旬、清楚な花を咲かせたトリガタハンショウヅルは、 不可思議な実となり、今日はそれから種子が飛び立とうとしていました。 花から種子飛散までの変化が楽しいです。
・トリガタハンショウヅルの花(21/05/04)(左)
・トリガタハンショウヅルの実(中)
・トリガタハンショウヅルの種子(右)
(Fujimoto)
最新情報(2021/10/13)
【画像左】沢沿いのナンキンナナカマドの果実。雨で少し水量が増えた沢の流れの上に艶やかな実を吊り下げています。
【画像中】ホオノキの落ち葉の絨毯。静かな山中では、ホオノキの大きな葉の落ちる音が頻繁に聞こえてきます。カサッ、カサッ!と何か動物の動く音かと思わせます。
【画像右】岩に生えたシダ。沢の中の大きな岩に生えていますが、何年も同じ場所で見るものです。増えるでもなく、同じような姿です。多分同一の株と思うのですが、いったい寿命はどれくらいなんだろうか、よくこんな条件の悪いところに生えれるもんだなぁなど、変なことが気になる性分で…。
(森の案内人X)
(2021/10/11)
(Tomioka)
空の雲は、夏と秋が同居しています(21/10/09)
とにかく暑い日が続いています。空を見上げると夏と秋の雲が 同居しています。暑いのも納得です。
しかし、植物はやっぱり秋を感じています。
・空は積乱雲とうろこ雲、森は紅葉をはじめる(左)
・ほのかに赤味のカマツカの実(中)
・色づいたツクバネの実(右)
(Fujimoto)
(2021/10/08)
(Tomioka)
(2021/10/06)
(Tomioka)
秋のよそおい(2021/10/05)
・北尾根道のセンブリは花芽がふくらんできました(左)
・リンドウは楽舎から北尾根道を上がったところか南部湿原脇に咲いています(中)
・赤い実が目を引くミヤマウメモドキ(右)
(Murata)
足早に実りの秋が過ぎ去ってゆくようです(2021/10/04)
秋の実りの代表格のクリも落果し、その実は全て森の動物に食われてしまいました。 沢道では、ナンキンナナカマドが沢水の上で色づいています。 森の中では、いろいろな木の実の落果が続いています。
・沢道のナンキンナナカマド(左)
・落果盛んなアカガシのどんぐり(中)
・過日の強風で落果が多かったオオウラジロノキの実(右)
(Fujimoto)
(2021/10/04)
10月5日(火)から11月30日(火)まで、滋賀銀行高月支店においてポスター展示を行っています。
(Murata)
(2021/10/03)
(Tomioka)
第1・第3土曜日は、会員の保全活動日(2021/10/02)
コロナの影響で、9月中は保全活動日も会員が一斉に活動 することを避けていました。都合の付く日に三々五々保全活動を実施していました。が緊急事態宣言も解除ということで、今日は 久々に多くの会員が保全活動に汗しました。
流出土砂分析用の試料分別・付属湿地の除草・ブナの森コースの防獣ネット巡視と階段補修・四季の森から北分岐への階段補修・ 天然更新試験地の防獣ネット際の草刈り・湿原の定期水質調査と、それぞれに分かれて作業を行いました。
・四季の森~北分岐の階段補修(左 photo:MASUDA)
・天然更新防獣ネット際草刈り(中)
・付属湿地の除草(右)
(Fujimoto)
学びの秋(2021/10/01)
秋の花の中の一つセンブリは、北尾根道にたくさん出ていますが、白い花は見られませんでした。
危険木の伐採を「木民」にしてもらっていますが、台風16号の影響で吹き返しの風が強く、午前中で作業は中断しました。
市内の小学校の6年生が地層学習に訪れていました。
・センブリの花はもう少し先(左)
・危険木を伐倒中(中)
・地層学習(右)
(Murata)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)