土用だというのに、空はもう秋の気配の雲が出始めています(23/07/31)

 今日も稜線は琵琶湖方向からの涼風でブナの森は、一段と涼感がありました。 観察コースを歩くと絶え間なくヒグラシが足元から飛び出します。

 この森は、動植物の採集は禁止ですが、歩いているといろいろな生きものの 生き様に出会えます。それを観察するのも楽しいものです。

・ブナの森(左)

・こんな文様の蛾もいます(ビロードナミシャク)(中)

・ナナフシの幼体を運ぶアリ(中)

(Fujimoto)


(2023/07/27)

(Tomioka)


時候は大暑(2023/07/25)

 気象解説では連日、猛暑・熱中症警戒がキーワードになっています。さて、森の中は?

【画像左】頂上付近・守護岩上の気温・湿度は29℃・67%(11時半頃)。当日正午の長浜アメダスの気温が32.8℃で、3℃近く涼しいことになります。ただ、この日は蒸し暑く感じました。

【画像中】シカ対策に汗を流す会員。下界より多少涼しい中の作業とはいえ、重い資材の運搬は現場作業以上の重労働です。

【画像右】ムラサキシジミ。大汗にまみれながら目にした鮮やかな紫色。一息入れながらいろんな角度から撮影しましたが、趣を変えて真正面からの画像です。

(森の案内人X)


夏場の花は、白色が目立ちます(23/07/24)

 猛暑続きですが、森の谷筋・尾根筋は涼風で暑さを忘れます。 この時期の花は、白色が多く目に付きます。

・花崗岩の節理に咲くノギラン(実生はオオバギボウシ)(左)

・森のあちこちで咲くリョウブ(中)

・孵化が終わったイシガメの孔(右)

(Fujimoto)


梅雨明けと同時にナラ枯れ始まる(23/07/20)

 10日程前から森のコナラにカシノナガキクイムシの食い屑が 見られ、外観的にもナラ枯れが見られるのも間近いと思っていたが、 今日はいよいよ枯れ樹が目立つようになってきました。

・ナラ枯れが目立ち始める(左)

・守護岩界隈の食害で・・・(中)

・防獣ネット内はササが被っている(右)

(Fujimoto)


猛暑の中、環境学習や涼を求めて来訪者続く(23/07/16)

 東北では水害続出の反面、猛暑・猛暑でこちらも警報が続出。 そんな中で、環境学習や涼を求めて各地から来訪者が続きました。

・ユースラムサールジャパンの諸君の来訪(左)

・沢道の滝は涼を呼ぶ(中)

・高温・多湿で変形菌の発生も続く(ウツボホコリ)(右)

(Fujimoto)


猛暑の中、会員保全活動で汗・汗・汗・・・(23/07/15)

 今日は、第3土曜日で会員の保全活動日。9時には 多くの会員が集まり、先ずは今日の作業分担の打合せミーティング。

・ブナの森コースの巡視班・木橋の滑り止め作業班・観察コースの排水溝整備班 ・付属湿地周辺部の草刈り班・付属湿地の整備班・枯死木所の班・定期水質調査班に分かれて 現地で作業。

 猛暑故、短時間で休憩を取りながら作業。

・朝のミーティング(左)

・付属湿地の整備(中)

・枯死木伐採(右)(photo:MURATA)

(Fujimoto)


森の夏本番にも明暗が・・・・(23/07/11)

 付属湿地では、夏本番を待ちかねるようにヒツジグサの花数が増えてきました。 一方森の中では、コナラにカシノナガキクイムシが侵入し出しました。今年も ナラ枯れがかなり発生しそうです。林床には、キノコの発生が増え始めました。

・付属湿地のヒツジグサ(左)

・カシノナガキクイムがコナラに侵入(中)

・コイヌノエフデ(右)

(Fujimoto)


夏の花が次々咲き出しました(23/07/07)

 樹木では、ナツツバキに続いてノリウツギやリョウブの花が 咲き始めています。ヤブコウジやアクシバも蕾が色付いてきました。

 草本では、トリガタハンショウヅルに続いてノギランが本格的に 咲き出しました。

(Fujimoto)


毎月1回の360°カメラの撮影も森の推移を観るのに欠かせません(23/07/04)

 森での保全活動は他種多様ですが、毎月1回全コースを会員が360°カメラの 撮影を行っています。人の目では視角が限られますが、この撮影でどの地点でも 今どのような状態になっているかを知ることが出来ます。

・360°カメラ撮影中の会員(左)

・ササユリの朔果も安泰ではありません(中)

・クサレダマが咲き出しました(右)

(Fujimoto)


「沙羅双樹はさいていますか?」の問合せ電話(23/07/02)

 昨日「沙羅双樹はさいていますか?」と電話で問合せがありました。

『沙羅双樹はありませんが、ナツツバキは咲いています』とお応え すると、「はい! ナツツバキのことなんです」と 。森のナツツバキは、咲き始めているものの未だ四分咲き程度。

 昨日の降雨で、新たにモリアオガエルの卵塊が増えました。 5月に産卵したものは、既にオタマジャクシになっています。

・ナツツバキ(付属湿地)(左)  

・モリアオガエルの新しい卵塊(中)  

・モリアオガエルのオタマジャクシ(右)

(Fujimoto)


これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。