早かった新葉の展開もここに来て色濃く・・・(18/04/30)
例年より早く新緑を楽しんできましたが、日に日に緑の色が 濃くなってきました。既に「オトシブミ」も活動を始めています。 森では、日々ミツガシワの次に開花が待たれるササユリの保全 作業を続けています。保全活動の成果から、年々ササユリの開花株数が増えてきました。
・新緑が日に日に色濃く(ブナの森~守護岩)(左)
・防獣ネット内の蕾を持ったササユリ(中)
・発芽5~6年の複葉株にも防獣金網設置(右)
(Fujimoto)
春から初夏の花に変わる森(18/04/29)
森の新緑の最盛期を迎えていますが、木々の花は初夏の準備が 始まっています。これらの花が咲き始めると森の色と香りが変わり ます。
・春の花 ユキグニミツバツツジ(左)
・初夏の花 レンゲツツジの蕾(中)
・初夏の花 ホオノキの蕾(右)
(Fujimoto)
(18/04/28)
山門水源の森の付属湿地にあるミツガシワは終盤ですが、森の中の湿原は見頃を迎えて来ました。
・進入路のトキワイカリソウ(左)
・付属湿地のミツガシワ(中)
・付属湿地で花や生きものを観察する家族(右)
(Murata)
(18/04/27)
(Tomioka)
新緑の総仕上げにコナラの銀色の芽が出そろう(18/04/26)
ブナの新緑から始まった春は、キンキマメザクラ・ ヤマザクラ・カスミザクラの開花と進み、最後のコナラ が今、花のように森を飾っています。常緑のアカガシは落葉と 新芽が入れ替わっています。
・守護岩方面の今日の緑(左)
・ブナの森の新緑(中)
・南部湿原のミツガシワ(右)
(Fujimoto)
一年中で最も緑の種類が多い森なら、今がチャンス(18/04/25)
昨夜からの強雨で沢の水かさが増しています。終日時雨が つづきましたが、煙霧に霞む新緑の森もなかなかおつなもの。 雨の中も訪問者が遠路から・・・
・ホオノキ(手前)コナラ(奥)の新葉(左)
・咲き終わりが近い付属湿地のミツガシワ(中)
・これから見ごろの南部湿原のミツガシワ(右)
(Fujimoto)
南部湿原のミツガシワも開花株が増える(18/04/22)
付属湿地のミツガシワは、今が見ごろとなっていすます。 近くで花のつくりをじっくり観察して下さい。愛らしい花です。 南部湿原のミツガシワも一部が開花していますが、見ごろは 来週中頃からということになりそうです。
・展望場からカスミザクラさく湿原を望む(左)
・付属湿地の見ごろのミツガシワアップ(中)
・南部湿原の咲き出したミツガシワ(右)
(Fujimoto)
新緑の香が充満する湿原脇で保全作業(18/04/21)
好天・新緑というので早朝から多くの訪問者が森の春 を楽しまれました。
が今日参加の会員8名は、急激な植物の伸長に追われるように 食害防止作業でした。
こんな多様な作業があります。あなたも活動に参加 してもらえませんか!
・新緑に包まれる炭窯跡(左)
・ミツガシワ群落を食害から守るネット設置(中)
・ササユリを食害から守るネット設置(右)
(Fujimoto)
湿原を取り巻く山のブナの新緑がピークです(18/04/20)
湿原から見上げる山の斜面のブナの新緑が最高です。それに比べて 湿原の周りのコナラは、ようやく銀色の目を出し始めました。両者の 対比が創り出す景観も捨てたものではありません。ミツガシワの開花も 付属湿地と南部湿原の開花状態の違いも観察のポイントです。
(Fujimoto)
(18/04/19)
(Tomioka)
(18/04/18)
(Tomioka)
付属湿地のミツガシワは週末から見ごろに(18/04/17)
今週末4月21日は「春のハイキング」です。これに合わせる ように、付属湿地のミツガシワは見ごろになりそうです。
南部湿原のミツガシワは、花芽を伸ばしていますが、見ごろ にはちょっと早いようです。
・付属湿地のミツガシワ(左)
・南部湿原のミツガシワ(中)
・沢沿いのトキワイカリソウ(右)
(Fujimoto)
(18/04/16)
(Tomioka)
雨中の日曜日岐阜市青山中学の先生方下見(18/04/15)
天気予報では、9時過ぎには雨雲は抜けるはずだった森。 今日は、6/7に自然学習と保全活動に来る岐阜市立青山中学校 の先生方が現地の下見に来られた。日々の教育活動が多忙で 、日曜日なのに下見。もっと余裕のある教育現場になって欲しい と思いつつ雨中を案内しました。
・雨具を着ての森の下見(左・中)
・明日からが見ごろの付属湿地のミツガシワ(右)
(Fujimoto)
色・形・花弁数・樹形・葉の特徴様々な花を調べる(18/4/14)
本会発足当時には、多様なツバキが何なのかも分からず、その違いに ただただ右往左往の日々でしたが。これがユキツバキとヤブツバキの中間雑種 であることが分かって以来、この多様性がどういう意味を持つのかを 何とか解明したいと悪戦苦闘してきました。今日、研究者が多数お訪ねいただき、新たな知見が得られる日も近いと、心ウキウキの状態になりました。
・近くの株も色・形態・・も異なる(左)
・蟻も花粉の運び屋(中)
・花付きも株・株で異なる(右)
(Fujimoto)
ブナの花は雌花と雄花が別に咲く(18/04/12)
今日現在、ブナの花が咲いているのは全体の3割程度です。 また、同じ株でも咲いている枝と未だ芽吹きしていない枝もあります。 樹が高いので花を近くで見る機会は少ないのですが、今日は近くで 撮影できました。
・満開のブナの枝(左)
・ブナの雌花と雄花(中)
・花が終わり果実になったものも(右)
(Fujimoto)
今年のブナは豊作か?(18/04/11)
NHK「毎朝ラジオ」によると白神山地のブナの花芽が多く、豊作の予感とのこと。山門のブナは?と気になって見上げてみると花が多数ぶら下がっているのが見えました。雌雄同株で、雌花が多いのか判別できませんでしたが、白神山地同様に豊作を期待したいものです。
・ブナの森解説板付近(左)
・ハウチワカエデの花:沢道(中)
・オオカメノキ:沢道(右)
このほか、クロモジ、シロモジの開花が見頃です。
(森の案内人X)
ユキバタツバキの観察に最適な時期になりました(18/04/10)
写真のユキバタツバキは、沢道沿いの3花です。色・形・開き方 の違いも楽しめます。ユキバタツバキが多く分布しているのは 「アカガシの森」周辺です。是非楽しんで下さい。
(Fujimoto)
新緑の進みが一旦停止した森にも新たな一歩(18/04/09)
豊作だったコナラのドングリの子葉も開き、本葉が伸び出している。 トキワイカリソウやシハイスミレも花が開きだした。明日からの高温 と降雨でまたまた新緑が一気に進みそうである。
・本葉が出始めたコナラのドングリ(左)
・付属湿地のミツガシワは花が開き始めた(中)
・ササユリの花芽も伸びだし防獣ネット設置が急がれる(右)
(Fujimoto)
(18/04/08)
(Tomioka)
急激な植物の伸長に合わせて雨中でも保全作業(18/04/07)
今日の森の寒さは格別でした。数日来の高温で森の植物は異様なほど 春を感じ伸長しました。例年なら4月中旬以降に行う防獣対策を急ピッチ で行う必要があり、多くの会員がそれぞれの場所に分かれて冷雨の中作業を 行いました。作業する指先も痺れるほどの寒さでした。午後からは、来訪される 皆さんに救急が必要な場合に備えて、消防署の方をお招きし、救急処置講座 を行いました。
(Fujimoto)
(18/04/06)
(Tomioka)
昨日より新緑が目立つようになってきました(18/04/04)
たった一晩過ごしただけで、昨日の森と今日の森の緑の量が異なりました。 ブナの森の新芽が開きだしたことが、湿原からも望めます。今日夕刻からの 降雨で明日は更に緑が増えることでしょう。1日1日の変化が楽しいシーズンです。
・湿原からブナの森を望む(左)
・オオカメノキの花も開きだした(中)
・シカの食害で少なくなったシュンラン(右)
(Fujimoto)
付属湿地のミツガシワは週末から来週初めに開花(18/04/03)
今 森に咲いている花を列挙するとキブシ・キンキマメザクラ・シロモジ・クロモジ・ ヒサカキ・タムシバ・ユキバタツバキ・ハウチワカエデ・イワナシ・ツノハシバミ・ サイコクキツネヤナギ(以上木本類)、フキ・ショウジョウバカマ・サンインカンアオイ・ キタヤマオウレン・タチツボスミレ・トクワカソウ・ショウジョウスゲ(以上草本類)。
付属湿地のミツガシワの花芽が伸び、今週末から来週早々には開花しそうです。 上の湿原は未だ葉芽が伸び出したところです。
・付属湿地のミツガシワの花芽(左)
・湿原のミツガシワの葉芽(中)
・コナラの子葉展開始まる(右)
(Fujimoto)
ユキバタツバキが次々咲き出しました(18/04/02)
山門水源の森で是非観て貰いたい花の1つです。ユキツバキとヤブツバキの雑種です。 花の色・花の形・花びらの数等々株ごとにいろいろな違いがあります。「アカガシの森」 から「北分岐」のあたりに集中しています。4月一杯楽しめます。
(Fujimoto)
4月が始まったばかりだというのに(18/04/01)
残雪があるかと思えば、サクラが咲き、タムシバは散り始め、ササユリの芽が出始めました。毎年の保全作業の段取りでは間に合いそうにないものもありますので、お時間がありましたら保全作業へのご協力をお願いします。連絡先はこちらです。
・防獣ネットの補修作業(左)
・大窓展望所のキンキマメザクラ(中)
・頂上部近くの北尾根の谷には残雪(右)
(Murata)
(18/03/31)
(Tomioka)
滋賀県との協働事業の実績検査(18/03/29)
今年度は、滋賀県・大津祭保存会と協働事業を実施してきました。 今日はその完了検査に滋賀県の職員がこられ、現地案内を行いました。
・キンキマメザクラ満開の資材運搬道の検査(左)
・運搬道の計測検査(中)
・アカガシ伐採本数検査(右)
(Fujimoto)
(18/03/28)
(Tomioka)
(18/03/26)
・最盛期を迎えているキタヤマオウレン(左)
・咲き始めたタムシバ(中)
・シカからササ群落を守るネットを補修作業中(右)
(Murata)
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)