大晦日(19/12/31)
(Tomioka)
積雪の無い年越しは珍しいことです(19/12/28)
例年クリスマス寒波とか年末寒波で、この時期の森は白の世界 になっていることが殆どです。今年は文字通り異常年です。
元旦には上の写真の景色が新雪をかぶっていることを願いたい ものです。積雪はびわ湖にとって重要な意味があるのです。
・沢道の滝は新雪でどんな顔を見せてくれるか(左)
・薄い初雪に炭窯のある景色は幻想的になるか(中)
・新雪に被われるミヤマウメモドキは格別なのだが(右)
(Fujimoto)
今冬、最低の冷え込みで湿原も霜で被われた(19/12/25)
今冬の最低の冷え込みで、森の近くの里では真っ白な水田が 広がっていました。湿原も霜で被われました。
・霜で凍てついたオオミズゴケ(左)
・カシワバハグマの種子も風で飛散直前(中)
・日没直前の北部湿原(右)
(Fujimoto)
(19/12/24)
(Tomioka)
(19/12/23)
(Tomioka)
朝霧で湿った湿原は色合いが鮮やか(19/12/21)
湿原の草紅葉は、好天時に乾燥すると白っぽくなり、色彩的には面白くありませんが、朝露や朝霧で湿り気を帯びると 色合いが鮮やかになります。
・朝霧で湿った中央湿原から守護岩を望む(左)
・朝霧で湿ったオヤマボクチの実はしっかりと閉じてしまう(中)
・里のメリケンカルカヤも朝露で色合いが鮮やか(右)
(Fujimoto)
よだれの滴るようなキノコがあちこちに(2019/12/19)
森のあちこちの朽木に今日もキノコの発生が観られました。 近づいて撮影していると、熱い味噌汁にこのナメコが入っていたらと、ついついよだれが出そうです。しかし、そこはぐっと堪えて成菌が胞子を飛ばすのを優先することにしました。残念・・・。
・食べ頃のナメコだが・・・(左)
・ああ!! バター炒めが美味しいのだが・・・(中)
・アカガシの実の食べ滓(アカネズミだろうか)(右)
(Fujimoto)
快晴の空を映す池塘に心もスッキリ(19/12/16)
峠を越えた草紅葉ですが、快晴の空を映す池塘はついついシャッターを 切りたくなります。森の木々は落葉して野鳥の姿が見やすくなりました。
・草紅葉に包まれる池塘(左)
・ミヤマハンノキの実ついばむマヒワの群れ(中)
・次の風で飛び立ちそうなオヤマボクチの種子(右)
(Fujimoto)
森の景観は時刻・天気によって千変万化(19/12/14)
森の景観は、時刻・天気で随分と変わります。日々見慣れているミヤマウメモドキも、日が沈みかけた時刻になると、背後の山が暗くなり、ミヤマウメモドキが映えます。 今年は、ブナ・コナラ・ミズナラは不作でしたが、アカガシは株によっては大豊作です。
・日が沈み出した頃のミヤマウメモドキ(左)
・大豊作のアカガシの落果(中)
・ブナ植栽地の刈払という作業も(右)
(Fujimoto)
山門湿原に多いミヤマウメモドキは、その株立ちも見応えが(19/12/13)
山門湿原は、ミツガシワがそうであるようにミヤマウメモドキも氷期の 遺存種とされています。赤い実を付けた雌株・実の無い雄株が群生状態で あることが、落葉期の今は実感できます。その一株の株立ちの多さにも 圧倒されます。
・ミヤマウメモドキの群落(左)
・ミヤマウメモドキの株立ち(中)
・コナラの落葉が敷き詰められた観察コース(右)
(Fujimoto)
(19/12/11)
(Tomioka)
「これはショウジョウバカマですか、それともノギランですか」と聞かれることが・・(19/12/10)
6・7月ごろ来訪者に尋ねられることが多いのが、ショウジョウバカマとノギランです。 花が咲いている時期にはこの質問はありませんが・・・。
今は識別はもっとも簡単な時期です。ノギランは冬場には葉が枯れてしまいます。
・ショウジョウバカマ(左)
・ノギラン(中)
・初雪が降った後にもナツアカネ(右)
(Fujimoto)
初冬の三大キノコが発生(19/12/09)
この森でキノコの発生や種類が多いのは、7月から8月にかけてです。 初冬のキノコは、クリタケ・ヒラタケ・ナメコが目を引きます。 キクラゲの仲間もあちこちで見られます。
・クリタケ(コナラの枯死株に発生)(左) ニガクリタケ(有毒)にはご注意を
・ヒラタケ(ヤマナラシの伐採木に発生)(中)
・ナメコ(コナラの倒木に発生)(右)
(Fujimoto)
草本類も種子の飛散に知恵を絞っています(19/12/07)
今年も観察コース沿いでいろいろな草花が、来訪者を 楽しませてくれました。これらの花々も来期に向けて 種子の飛散を始めています。それぞれの花が、独特の飛散 方法を考えているのがいじらしい感じです。
・アキノキリンソウ(左)
・オクモミジバハグマ(中)
・エゾリンドウ(右)
(Fujimoto)
湿原に映える草紅葉が、全ての景色をライトアップしているよう(19/12/04)
張れた日の草紅葉は、白っぽさが感じられますが、降雨では色濃く感じられます。 草紅葉の撮影には今が最適。周りの景色も草紅葉で一段と映えます。
・鮮やかな南部湿原の草紅葉(左)
・雲が立ち昇る最高地点(守護岩)(中)
・雨滴に輝くミヤマウメモドキ(右)
(Fujimoto)
快晴の凍てつく朝にもかかわらず、来訪者つづく(19/12/01)
今日から12月。落葉続く森は日増しに明るくなり、樹幹が 日差しに映える。そんな林間を名残の紅葉を眺めながら歩くのは 何とも贅沢・・・。
・湿原越しに守護岩(最高点)方面を愛でる来訪者(左)
・落ち葉に樹影が鮮やか(中)
・落果直前のツクバネの実(右)
(Fujimoto)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)