(2022/12/30)
・12月16日(09:05)センサーカメラに映った雌シカ(左)
(左:nishikawa、中・右:Tomioka)
野鳥も食べることに大忙し。(2022/12/28)
カラの仲間が混群を作る季節のようで、シジュウカラ、ヤマガラ、コガラに加えてコゲラ、オオアカゲラなどのキツツキ類が混じって食事中でした。1ヶ所に長くとどまることはなく、大忙しで餌をつついた後すぐに次の場所へと移動していきます。野鳥には仕事納めがない…。
【画像左】スギの樹冠で餌をあさるコガラ(多分)。高さ15〜20mくらいはあるでしょうか、高木の天辺部にシジュウカラなどと共に多数が集まっていました。
【画像中】樹幹をつつくメジロ。樹皮の下に潜む虫などを食べているのしょうか。
【画像右】オオアカゲラ。大型のキツツキの仲間で滋賀県の希少種です。カップルでしょうか、樹冠をたたきながら2羽で行動していました。
(森の案内人X)
(2022/12/27)
(Tomioka)
「現在は過去を説く鍵」地質学の原点を観る(22/12/24)
地質学では、過去の地質時代におこった諸現象も、現在働いていると同じ自然の法則 に従って生起したとする説「斉一説」が、現在の地質学の基礎をつくりました。
降りしきる雪の湿原に強風(流体)が創り出した雪面の模様は、水中に堆積する 土砂の表面にも記録として残っています(流痕)。そんなことを思い出させる 今日の湿原でした。
・里の降雪風景(左)
・凍てつく沢道の沢音は寒さを助長する(中)
・強風が創りだした風紋(右)
(Fujimoto)
(2022/12/22)
(Tomioka)
二十四節季 大雪の終盤、ブナの森の雪景(2022/12/20)
北陸・東北地方では記録的な大雪、新潟県では国道8号線が車の立ち往生で22㎞にわたって通行止めになったとか。そんな時期のブナの森の雪の様子です。
【画像左】守護岩。正午頃の積雪が約15㎝で、まだ優雅なものです。
【画像中】ノウサギのUターン。右から来たノウサギが、標識がささった枯れ木の株に出会い、Uターンして中央奥へ走り去っています。Uターンは 一瞬に跳んでできるのか、または姿勢を変えてからするのか、またなぜUターンしたのかなど、想像が膨らむ足跡です。
【画像右】日本海側は大雪、太平洋側は晴れ。その境目にあたる県境峠から見る雲はどんな姿なのか。中央に見える伊吹山から左は黒い雲が広がり、岐阜方面へ向かって流れていました。これに対して琵琶湖から南方向はよく晴れていました。
(森の案内人X)
湿原の草紅葉も撓み、凍てついた池塘が湿原らしさを見せる(22/12/19)
5月から11月までの湿原は、ヌマガヤを中心とする草本類が茂り 池塘を観るのは難しいですが、降雪で草紅葉も倒れると観ることが出来ます。
低温で池塘表面は凍っているものの、湿原らしさを考えることが出来ます。
・凍てついた池塘(左)
・新雪に埋まったツクバネの落果(中)
・ニホンリスの足跡(右)
(Fujimoto)
新雪で湿原のミヤマウメモドキも新鮮に映ります(22/12/15)
晩秋のミヤマウメモドキは、草紅葉に映えました。 降雪でそれが一変し、また新鮮な景観が楽しめます。積雪が増えると、ミヤマウメモドキの樹そのものが雪で埋まってしまいます。
・着雪のミヤマウメモドキ(左)
・新雪とミヤマウメモドキのコントラストが美しい(中)
・ツクバネの実にも着雪(右)
(Fujimoto)
(2022/12/14)
(Tomioka)
降雪間近の森では、春の準備も進んでいます(22/12/12)
冬の晴れ間をまって種子を飛ばそうと待機する、カシワバハグマの輝きは 何ともいじらしさを感じさせます。ホオノキの実は、落ち葉に埋まっています。そんな林床では、既にアツミカンアオイのように花芽をのぞかせているものもあります。
・カシワバハグマ(左)
・ホオノキの実(中)
・アツミカンアオイ(右)
(Fujimoto)
落葉が厚く積もる林床は、冬越しの生物の毛布の役割を・・(22/12/10)
落葉の進んだ森の林床を歩いてみました。落ち葉を踏みしめながら、この下 にはモリアオガエルをはじめとする動物が冬眠に入っていると思うと、ついつい 踏みしめる足を緩めることに。そんな林床にノウサギに葉柄を喰われた 葉があちこちにまとまって落ちています。例年は積雪期に入ってから見ることが 多いのですが、今年は今の段階でかなりの量が見られます。
・ノウサギに葉柄を喰われたヒサカキの葉(左)
・雪解けから咲き出すキタヤマオウレンが早くも一部で開花(中)
・未だ赤味を失っていないツルリンドウの実(右)
(Fujimoto)
(2022/12/09)
(Tomioka)
落葉が終わった沢道で、沢音を愛でつつ湿原に出ると・・・(22/12/08)
すっかり落葉し静寂が戻ってきた沢道で聴く沢音は、何とも懐かしくさえ 感じます。落差の違う小滝での沢音は、それぞれ違っています。そんな 沢音を楽しみながら湿原に着くと、そこは別世界。
・静まりかえった森の沢音は心地よい(左)
・パッと開けた湿原には時雨に濡れるミヤマウメモドキ(中)
・ミヤマウメモドキに接近(右)
(Fujimoto)
(2022/12/06)
(Tomioka)
(2022/12/05)
(Tomioka)
いよいよ降雪のシーズン突入です(22/12/03)
今朝は、これまでの最低気温を記録。昨日の降雪が 高い山にははっきりと見られ、平地ではや朝霧が発生し 幻想的な風景を見せてくれました。
・山門の里の朝霧(左)
・北部湿原から望む総見山には冠雪(中)
・落ちずにコナラの幹に残るセミ殻(右)
(Fujimoto)
(2022/12/01)
(Tomioka)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)