日差しが強く、雪原の雪解けのスピードが目に見えます(24/01/30)
ミヤマウメモドキの樹影が映る雪面には、雪解け特有の凹凸が見られます。 その凹凸をじっと眺めると、陽光で融けた滴がポタリ・ポタリと滴ります。 こんな風に刻々と春に近づくのかと実感できます。
・ミヤマウメモドキの樹影と雪面の凹凸が美しい(左)
・雪解け進む雪面の凹凸(中)
・2月13日(火)まで平和堂アルプラザ長浜の1階にある「おとなReスペース」(ダイソー隣の南入り口横)で「奧びわ湖・山門水源の森のポスター展」を行っています。お買い物の際にお立ち寄りください。西浅井町出身という方が早速ご覧になっていました。(右)
(Fujimoto・Murata)
新雪の創り出す景観は、やっぱりひと味違います(24/01/27)
1/23と同じ場所を撮ってみました。積雪で歩きにくいという ことはありますが、新雪が創り出した光景は、素肌の景観とは 何となく新鮮さを感じます。
ただお出かけの場合は、冬山装備で・・・
・新雪が沢水をより清淨に魅せる(左)
・ミヤマウメモドキの雌雄株のコントラストが見事(中)
・斜面に抗してそそり立つホオノキ(右)
(Fujimoto)
明日には一変する寒波襲来前日の森の三景(24/01/23)
寒波襲来時には、飛沫氷が水際を飾る沢も今朝は雪解け水が とうとうと流れる爽やかさを感じる状態です。
・雪解け水が流れる沢道の小滝(左)
・薄雪の中に寒風にさらされるミヤマウメモドキ(中)
・湿原を取り巻く樹木も強風に震える(右)
(Fujimoto)
雪面のドライフラワー(24/1/19)
雪面に落ちた実はよく目立ちこの時期の楽しみです。
・森の方々に落ちている今年生り年のアズキナシ(左)
・見分けが難しいクマシデ?(中)
・アカシデ?(右)
(Nishikawa)
少ない新雪は、動物の行動を観察するのには最適です(24/01/17)
今日の森は、動物の行跡オンパレードでした。 シカ・タヌキ・ノウサギ・イノシシ・ニホンリス・キツネ・ヤマドリ等々。 ノウサギに至っては、全域で運動会をしているのではないかと思われる ほどの足跡があちこちに・・・
・新雪の林間を行くキツネの足跡(左)
・採餌のため掘り起こしをしたイノシシの足跡(中)
・餌探しのヤマドリの足跡(右)
(Fujimoto)
ノウサギの積雪期の採餌状況がよく分かる(23/01/14)
積雪量が湿原で12cm程度と観察者にとっては動きやすい状態でした。 この表面が薄雪で動物の足跡が良く残っており、追跡が可能と 歩き回りました。特にノウサギの動きが手に取るようにわかり ユーモラスささえありました。
・ノウサギの餌探しの行跡(ナガバモミジバイチゴの枝喰う)(左)
・ノウサギのササの食い痕(中)
・ノウサギのヒサカキの食い痕(右)
(Fujimoto)
植生の違いによる土砂流出量のための土砂分別作業も楽しい(23/01/13)
森では、保全作業と調査を並行して実施しています。 今日は、植生の違いによる土砂流出量の違いを観るための、土砂分別作業を 行いました。林床で採取した試料を土砂とリター(落葉などの生物遺体)を選別 する作業です。リターの中には、林床に堆積した植物片の他にいろいろな動物の遺体 も含まれており、リターからも生物多様性を感じ取ることが出来ます。
・分別作業中の会員(左)
・リター中のアカガシに孔が空いている(中)
・穴を開けた犯人のハイイロチョッキリの幼虫も(右)
(Fujimoto)
雪解けが進む湿原の池塘(ちとう)は曲線美が美しい(24/01/12)
湿原の池塘部分は、他の部分より早く融雪が進みます。 融雪した部分は、朝方の低温で凍結し、日当たりの良い日中には 融けます。この繰り返しがつくる曲線美は日に日に形が変化して楽しませてくれます。
・池塘の曲線美(左)
・湿原を走り抜けたノウサギの行跡(中)
・ミヤマウメモドキの幹についた地衣類(右)
(Fujimoto)
積雪量が少ないためミヤマウメモドキの撓みは少々(24/01/08)
積雪量が1mを超えるとミヤマウメモドキは、雪の重さで大きく 撓み、雪に被われてしまいますが、今日のような積雪では撓みは それほどでもありません。
・ミヤマウメモドキ越しに守護岩を望む(左)
・やや撓みだしたミヤマウメモドキ(中)
・四季の森のブナの若木(右)
(Fujimoto)
降雪・融雪で色濃くなったミヤマウメモドキ(24/01/06)
新鮮な赤色だったミヤマウメモドキの実も、降雪と融雪を繰り返すうちに 色濃くなってきました。これからは赤色から茶色に変化し、2月中旬には 落果してゆきます。
・北部湿原のミヤマウメモドキ(左)
・コアジサイの実(中)
・コアジサイ群落の下にはアツミカンアオイ・トキワイカリソウ(右)
(Fujimoto)
消雪が進み好天に恵まれ、守護岩詣(2024/01/01)
天気予報の良い方にはずれ、湿原から流れ出る若水を 眺めつつ湿原から守護岩へ向かいました。消雪が進み例年より ゆったりと守護岩へ登れました。
・湿原から流れ出る若水(左)
・守護岩に御神酒を奉納(中)
・県境峠から伊吹山・琵琶湖を望む(右)
(Fujimoto)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)